入浴を通して新型コロナウイルスに感染する恐れがあるとして、専門家がテレビを通して注意を促しました。
ANN(朝日系)のインタビューで順天堂大学の堀賢教授(感染制御専門)は「意外に思われるかもしれませんが、お風呂のお湯程度の温度ではウイルスは死にません」と述べ、若い人と高齢者が同居している世帯では高齢者から入浴するように促しています。
塩素消毒をしている場所などは例外とした上で、人間の対応に近い38℃~40℃くらいの水温だとウイルスが生存している恐れがあるとして、「お風呂を介して感染するリスクがあります」などとコメントしていました。
実際に大規模なクラスター感染(集団感染)が発生した島根県松江市では部活生らが寮生活で、共同風呂を使っていたとも報じられています。
このようなことからも、お風呂を介して新型コロナウイルスに感染する可能性は十分にあり得ると言えるでしょう。
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