*モーリシャス
インド洋の島国「モーリシャス」で日本の貨物船が座礁し、大量の重油が流出している事故で、モーリシャス政府が日本企業に損害賠償を請求すると発表しました。
報道記事によると、モーリシャス政府は貨物船の船主である長鋪(ながしき)汽船に環境被害の賠償を求めるとして、騒動が一段落したら何らかの行動をする方向で検討しているとのことです。
座礁した船には約4000トンの燃料が搭載されており、その内の1000トンほどが流出したと見られています。
さらに船体の亀裂が拡大していることから、中に残っている燃料の抜き取り作業が行われ、大半は何とか回収することに成功しました。
この事態を受けてフランスは大規模な支援を表明し、オイルフェンスや防護服、ポンプ機材、専門家チームなどを派遣。現地の住民らと協力して除去作業を現在進行系で続けています。
日本も海上保安庁の職員ら6人を派遣したと報じられていますが、フランスのような大規模な装備品は無く、軽装で現地の情報集活動をしているのが実情です。
今回の重油流出でサンゴ礁や生態系が元に戻るまでに30年の歳月が必要とも言われているほどで、最悪クラスの重油流出事故として世界中のメディアが注目しています。
モーリシャス沿岸における油流出事故に対する国際緊急援助隊の派遣
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000651.html
令和2年8月9日
7月25日(現地時間)モーリシャス共和国沿岸で座礁した、ばら積み貨物船「WAKASHIO」による油流出事故に対し、同国政府からの要請を受け、我が国は、計6名からなる国際緊急援助隊・専門家チームを派遣することを決定しました。明10日に本邦を出発し、現地では油防除作業等に関する支援活動を開始する予定です。
本事案は、モーリシャスの環境や観光業に大きな影響を与えかねないものです。我が国としては、モーリシャス政府の要請、同国との友好関係等総合的に判断し、派遣を行うこととしたものです。
我が国の支援が、同国の環境の回復や、海洋汚染の防止に資することを期待します。
モーリシャス座礁「燃料の大半回収」 船主に賠償請求かhttps://www.asahi.com/articles/ASN8F2F2CN8DUHBI02R.html?ref=tw_asahi
アフリカ南東部モーリシャスの沖合で日本企業が運航する大型貨物船が座礁し、燃料油が流出した問題で、同国のジャグナット首相は12日、「(船内に残っていた)燃料の大半を回収した」と発表した。貨物船は亀裂が拡大していたため、油のさらなる流出が懸念されていた。
一方、AP通信によると、同首相は貨物船の船主である長鋪(ながしき)汽船(岡山県)に対し、流出による環境被害について賠償を求める考えも示した。
The ship, MV Wakashio, owned by Nagashiki Shipping and operated by Mitsui OSK Lines Ltd, struck a coral reef on Mauritius’ southeast coast on July 25 and began leaking oil last week, raising fears of a major ecological crisis.
Activists told Reuters that dead eels were floating in the water and dead starfish were marked by the sticky black liquid. Crabs and seabirds are also dying.
“We don’t know what may happen further with the boat, it may crack more,” said clean up volunteer Yvan Luckhun.
Drone footage shows the extent of the oil spill in Mauritius https://t.co/p7sIoWzf2Q pic.twitter.com/2kPVcwOs76
— The National (@TheNationalUAE) August 9, 2020
日本船の燃料流出で汚染されたモーリシャスの海。現地の人々が必死で、油の除去作業をしている。 pic.twitter.com/zzetKByxf5
— ロイター (@ReutersJapan) August 12, 2020
日本のメディアはほとんど報じないので海外メディアに頼るしかないです。現地のボランティアが手作りの道具で回収しようとしてるようです。
→重油流出の日本貨物船、「真っ二つ」の恐れも モーリシャス沖 – BBCニュース https://t.co/2TlAwUrOCn
— 木野龍逸 (Ryuichi KINO) (@kinoryuichi) August 12, 2020
三井商船の「わかしお」重油流出事故は、このままだとモーリシャスの海を壊滅的に毀損してしまいます。何かできることがないかと心痛める遥か彼方の日本の人たち用に、「モーリシャン野生生物基金(MWF)への寄付方法」を日本語で案内してくれています。ぜひ! https://t.co/I1bkNB308F
— 北丸雄二 (@quitamarco) August 12, 2020
モーリシャスは2000年に砂の採取を禁止して20年かけて海の保護、再生に努めてきたそうだ。それが水の泡。旧宗主国のフランスや国連や各国際機関が救援に動いているそうだが、加害の当事者は日本企業、肝心の日本政府はどうした?https://t.co/02EvUgr3iV
— Tomohiro Matsuoka (@academylane) August 12, 2020
コンビニのレジ袋 有料によって海のプラスチック汚染を削減できる割合は全体の0.03〜04%だそうです。
それよりも
海にトリチウム汚染水を流すのをやめてほしい。今すぐにモーリシャスの海の重油撤去に動いてほしい。小泉環境大臣、優先順位がおかしくないですか?
— 毬谷友子 (@mariyatomoko) August 12, 2020
ダイアモンドプリンセス号の時
さんざん
「日本船籍じゃないから責任はない」
とかサムイこと言ってた奴、
モーリシャスのこと知ってるかね?— YOKO🇺🇸🇧🇷🇮🇳🇷🇺🇿🇦🇲🇽🇵🇪🇨🇴🇨🇱🇪🇸🇮🇷 (@granamoryoko18) August 12, 2020
ダイアモンドプリンセス号の時
さんざん
「日本船籍じゃないから責任はない」
とかサムイこと言ってた奴、
モーリシャスのこと知ってるかね?— YOKO🇺🇸🇧🇷🇮🇳🇷🇺🇿🇦🇲🇽🇵🇪🇨🇴🇨🇱🇪🇸🇮🇷 (@granamoryoko18) August 12, 2020
モーリシャス沖で発生した商船三井運航の船舶からの燃料流出事故は、現地に大変な被害を及ぼしているが、日本国内ではほとんど関心が払われていない。万一韓国企業や中国企業運航の船舶が起こした事故ならば、日本のワイドショーは朝から晩まで報道しているだろう。そういところがダメなんだよJAPAN。 https://t.co/5EB9cAV3Pa
— 花瑛塾広報局 (@kaeizyuku_PR) August 12, 2020
そうそう、今日のNHKの『ニュース7』を最初から最後まで観たんですが、モーリシャス沖での商船三井のタンカー座礁&重油流出事故の件、1秒たりとも報じていませんでした。
1 秒 た り と も 。
— 八洲イラター (@yashima0926) August 12, 2020
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