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大規模な反政府デモ、ベラルーシが国境沿いに大軍を展開へ 日本人拘束も 大統領「外国勢力の謀略だ」


*ベラルーシBBC
東ヨーロッパに位置するベラルーシが荒れています。
8月9日に投開票となった大統領選挙で不正行為があったとして、各地で選挙のやり直しを求める抗議デモが多発。
今まで厳しい独裁体制を敷いていた影響もあり、それまでの怒りや不満が各地で一斉に噴出している状態となっています。

しかしながら、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は「(国内の反政府運動は)外国勢力による陰謀だ」などと述べ、デモ運動を厳しく取り締まると表明しました。
更には隣国のポーランドから外国勢力が謀略を仕掛けているとして、ポーランドとの国境付近に大規模な兵力を配備し、何時でも攻撃が出来ると声明を出しています。

大統領選挙で2位だったチハノフスカヤ氏を支持する民衆と現体制の大統領派で対立が深まり、それぞれにEU(ヨーロッパ連合)とロシアが支援する形で混迷が深まっているところです。
現地で反政府デモに参加した日本人男性が拘束されるという騒動も発生している状態で、ベラルーシはかつて無いほど緊張が高まっています。

 

ベラルーシ大統領、「私を殺すまで」選挙はない
https://www.cnn.co.jp/world/35158306.html

ベラルーシ・ミンスク(CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は17日、首都ミンスクの工場を訪問して演説した際、「あたなたちが私を殺すまで」総選挙は行われないだろうと述べた。地元メディアがインターネットに投稿した動画で明らかになった。

 

 

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