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辞任表明の安倍首相、拉致や領土問題は放置状態に!アベノミクスで成果無し 残したのは増税と負債ばかり


*官邸
8月28日の記者会見で辞任を表明した安倍晋三首相ですが、歴代最長の長期政権となった割には、あまり目立った成果を残すことが出来ませんでした。

安倍首相が一番に掲げていた目標である憲法改正は草案のまま国会への提出は見送り、総選挙時に強調していた拉致問題に関しても大きな進展は無し。
更にロシアのプーチン大統領とは多数の会談を行いましたが、ロシアと日本の共同経済活動を認めた程度で、肝心の領土返還交渉は難航しています。

そして、安倍政権の経済政策である「アベノミクス」は日本のGDP(国内総生産)を大して回復させず、それどころか相次ぐ増税や社会保障費の負担アップで日本経済がマイナスに転落しました。

トドメは新型コロナウイルスの流行で、本来ならば島国という防疫の好条件を揃えていた日本ですが、5月の緊急事態宣言解除後に続々と緩和策を打ち出し、第二波の感染拡大が止まらない状態になっています。
他にも株式市場を支えるために大量の公的資金を投入したり、自衛隊の海外派遣に必要な関連法案の整備、数十兆円規模の海外支援などをしていますが、いずれも負債としての側面が大きいです。

外交関係を大幅に改善した田中角栄内閣のような印象は無く、無駄に8年近い歳月を浪費した感じがあると言えるでしょう。
次の内閣は安倍首相の尻ぬぐいをさせられる形になり、誰がやっても厳しい政権運営を迫れることになると思われます。

 

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