*官邸
自民党総裁選は9月半ばに党員投票を省略する形で行われることになりました。
現時点で投票日が9月15日前後で、党員投票は無いまま両院議員総会を行う方向で調整が進んでいます。
党員投票を省略する理由は準備時間やコロナ対策の必要性があるからですが、自民党内部でも党員投票の省略に賛否両論が飛び交っている状態です。
特に党員投票の獲得率が多い石破茂元幹事長は強く反発し、党員投票の実施もやるべきだと主張。
他にも田村憲久元厚労相や稲田朋美幹事長代行らが党員投票なしに疑問を投げ掛け、メディアインタビューでも自民党の意見は割れていました。
一方で、出馬の意向を固めた菅官房長官は竹下派と麻生派の支援をまとめており、他にも安倍晋三首相が所属している細田派も前向きに支援を検討していると報じられています。
菅官房長官以外だと岸田文雄政調会長が出馬を明言していますが、国会議員票のみならば、菅官房長官の当選はほぼ確実な情勢となりそうです。
自民総裁選、菅氏が出馬の意向 岸田氏も立候補明言―来月17日にも首相指名
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020083000243
安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選に向け、菅義偉官房長官(71)が出馬する意向を固め、二階俊博幹事長に伝えた。同党が総裁選の日程や段取りを決定する9月1日以降に正式表明する。党幹部が30日明らかにした。二階派(47人)が支持する方針で、他の主要派閥にも追随する動きがあり、選挙戦は菅氏を軸に展開しそうだ。岸田文雄政調会長(63)も立候補を明言した。
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