*共産党
共産党の志位委員長が故中曽根康弘元首相の合同葬に出席しないと表明しました。
志位委員長は政府が全国の国立大学などに弔意を表明するように要請している件について、「弔意の押しつけは、内心の自由の侵害となり、やめるべきだ」とコメント。政府の対応は内心の自由を侵害する行為だとして、合同葬への出席を変更して欠席すると明らかにしました。
当初の予定だと志位委員長は党派に関係なく、弔意を表す予定でしたが、政府の行為によって出席するわけには行かなくなったと説明しています。
政府側は10月17日の合同葬に合わせて、国立大学や裁判所に弔旗の掲揚や黙とうを行うように要求しており、識者の間でも政府対応に疑問を投げ掛ける声が噴出していました。
去年亡くなった中曽根康弘元総理大臣の合同葬にあたり、文部科学省が国立大学などに弔意の表明に関する通知を出したことを受けて、共産党の志位委員長は内心の自由の侵害だとして、予定していた合同葬への出席をとりやめる考えを明らかにしました。
「『思想統制』『国民目線とずれ』中曽根元首相の合同葬巡り教育現場から批判」
誰に対してであれ、弔意を表するか否かは内心の問題であり、求めたり、強制したりすべきものではない。 https://t.co/fKauCsSuVl— 志位和夫 (@shiikazuo) October 15, 2020
(会見で)学術会議への介入は幾重にも学術会議法違反。
1、首相の任命拒否自体、「拒否は決してしない」という政府答弁を覆す。
2、任命拒否の理由として、「総合的、俯瞰的な立場」と言っているが、「優れた研究および業績」を唯一の推薦基準においている学術会議法に、新たな基準を持ち込む。— 志位和夫 (@shiikazuo) October 15, 2020
(続き)3、首相は推薦名簿は「見ていない」というが、「推薦に基づき任命する」という法律に底触。
4、杉田長官が任命拒否に関与したとされるが、学術会議の選考・推薦権、首相の任命権を侵害。
任命拒否の理由および経過を明らかにせよ!
違憲・違法の任命拒否を撤回し、6名をただちに任命せよ! https://t.co/ufFvSifCdd— 志位和夫 (@shiikazuo) October 15, 2020
(会見で)大学、教育現場、自治体、官公庁への弔意の押しつけは、内心の自由の侵害となり、やめるべきだ。
私自身についていえば、合同葬への案内にこたえて、弔意を示すために「出席」を通知していたが、こうした事態が起こったもとで出席するわけにいかなくなった。「欠席」させていただく。 https://t.co/V3Joj79fhh— 志位和夫 (@shiikazuo) October 15, 2020
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https://johosokuhou.com/2020/10/15/38393/
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