*内閣府
河野太郎行政改革担当大臣が「こよりとじ」を廃止すると表明しました。
10月16日の記者会見で河野担当相は「合理的ではないなということで、廃止されることになりました」と述べ、こよりとじの作業が無駄に長いとして廃止を決定したとコメント。
これからはファイルなどに書類を保管する形となり、こよりとじは使われなくなる見通しです。
ただ、こよりとじの廃止に懸念の声もあり、国民からは「紙の保存に最適なこよりとじ廃止は公文書保管に影響があるのでは?」「書類の破棄がやりやすくなる気がする」というような意見がありました。
菅政権になってからデジタル化の動きが加速していますが、同時に紙の資料保管が疎かになっている印象があると言え、その辺りはちゃんと守られているのか気になるところです。
河野太郎大臣が「こより」を廃止 「長年の慣習 合理的でない」
https://www.fnn.jp/articles/-/96347
河野行政改革担当相は16日の会見で「千枚通しで穴を開けて、こよりで留める。長年の慣行がございましたが、合理的ではないなということで、廃止されることになりました」と述べ、閣議で使われる書類について行われてきた「こよりとじ」を廃止すると表明した。
今日の閣議から閣議請議の事務が見直されました。「青枠」「こより綴じ」、請議大臣の公印押印が廃止されました。 pic.twitter.com/qxXOcfYy6Y
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 16, 2020
押印の廃止は大変結構なことだと思うんだけれども、たしか「こより綴じ」って長期保存の手段として最強ではなかったっけ。知識情報学の人が詳しそう https://t.co/8x0KNgvSEW
— 住職 (@BB_Bonze) October 16, 2020
「こよりで紙を綴じる」ことは、紙を保存するにおいて最も適切な方法。
これを廃止するってことは、公文書保管に何らかの影響があるのではないか?
代替案が何なのかは知らないが、注視したい。 https://t.co/3PiVxENyVs— 翁 (@okina_bunge) October 16, 2020
こより綴じは非常にローテクな手法ですが実は現存する綴じ方の中では最も長期保管に適した方法です。こより綴じを廃止するという事は「紙文書はもう長期保存しない」ということです。 https://t.co/k45CJjSrOY
— 森山 明宏 / ユーリカ (@hiro_ux) October 16, 2020
こより綴じだけは、資料保存の観点から廃止すべきではない。
ホッチキスだと錆びて劣化する。
河野さんには、国会図書館や公文書館と調整してほしい。 https://t.co/UpKzf1BNgp— YOTSUI Keisuke (@k_yotsui) October 16, 2020
いいね!しよう