*会見
大阪都構想に大阪市の廃止・解体が盛り込まれていることについて、大阪市民の9割がシッカリと把握していないことが分かりました。
これは京都大学大学院教授の藤井聡(内閣官房参与)氏が明かした情報で、前回の住民投票時に大阪で実施されたアンケートでは正解者が8.7%だけだったと伝えています。
約9割の大阪市民が大阪都構想の内容を把握しないまま賛成していたことになり、このような状況に藤井教授は「市廃止という真実を知れば反対、知らなければ賛成という恐ろしい話」とコメント。
正式名称には大阪都構想の文字は含まれていないとして、「今、大阪市各戸に正式に配布されている公式案内文書に大阪都構想の文字は当然無し。なぜなら大阪都構想とは特定党派が付けたニックネームでその実態はここに明記された通り『大阪市廃止・特別区設置』住民投票だからです」などと呼び掛けていました。
前回の投票時に行われたアンケートなので、やや数字に差はあると思われますが、依然として大阪都構想を鵜呑みにしている人も多く、本当に何も知らないまま賛同している人は想像以上に多いと考えられます。
「大阪都構想」賛成の方にこそ知ってほしい「二重行政の真実」https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76522?page=1
そもそも「二重行政解消というメリット」は、都構想を賛成する人たちの中の約半数の方々が「最大の理由」として挙げている項目なのですが、万一そのメリットが本当は存在しないとするなら――それは大変憂慮すべき状況だと言うことになるでしょう。
ついてはここでは、「二重行政の解消というメリットは存在しない」と、本当に言えるのかどうか、という一点についてお話ししてみたいと思います。
賛成派支持伸ばす 「大阪都構想」告示後初の情勢調査
https://news.yahoo.co.jp/articles/091ee09a7253dc08d0cded8004230bb94313675a
大阪市を廃止し4つの特別区に再編するいわゆる「大阪都構想」についての住民投票が告示され、一週間が経ちました。ABCテレビとJX通信社が行っている情勢調査では、告示後、賛成が支持を伸ばし反対との差を7.5ポイントまで広げています。
2015年の大阪でのアンケートで「都構想で大阪市はどうなるか?」と聞いて廃止と「正解」した僅か8.7%の方々の9割が反対.
しかし間違ったそれ以外の方は概ね「賛成」.
つまり市廃止という真実を知れば反対、知らなければ賛成という恐ろしい話…
都構想=大阪市廃止という真実を是非ご認識下さい。 pic.twitter.com/XsahfSbJFm
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) September 30, 2020
『大阪都構想の賛成多数で大阪市は地図から消滅し、「大阪市民」は「区民」となり、大阪と言うためには周辺の市町村と同じ「大阪府民」と言う他なくなる』
大阪市民は「私は大阪市内」という特別な認識を神戸や京都と同様に持っておられるのかも知れませんが…以上は見過ごされがちな一つの事実です。
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) October 10, 2020
大阪では今都構想の住民投票が維新に対する信任投票の様になっていますが、それとこれとは全く別。維新が好きでも大阪市廃止に反対する人がいてもいいし、逆も然り.
維新への支持問題と大阪市廃止賛否は切り離して考えねば、巨大な禍根が確実に残ります!
冷静にご判断を。https://t.co/7EJKnVyRQm
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) October 14, 2020
今、大阪市各戸に正式に配布されている公式案内文書。
ちなみにこの公式文書の中には「大阪都構想」の文字は当然無し。なぜなら大阪都構想とは特定党派が付けたニックネームでその実態はここに明記された通り
「大阪市廃止・特別区設置」住民投票
だからです。
大阪市の皆さん、是非ご投票下さい! pic.twitter.com/EPHBBIKKOi
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) October 10, 2020
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