東京・足立区議会の白石正輝議員がLGBT(同性愛)への差別発言を撤回しました。
白石議員は先月末の本会議で「日本人が全部L、全部Gで、次の世代は生まれますか」「足立区が滅びてしまう」などと発言し、LGBTが広がると足立区は成り立たなくなると強調。
その後も自身の発言を撤回せず、議員活動を続けていました。
しかしながら、LGBTの関係者による抗議活動が頻発し、白石議員の事務所だけではなく、自民党にも抗議の連絡が殺到したことで、党から圧力が掛かったと見られています。
10月20日の議会で白石議員は「私の認識の甘さにより、たくさんの方々の心を傷つけ、苦しめてしまったことに対し深くおわび申し上げるとともに、一連の発言を反省し、今後は性の多様性を受け入れられるよう努力して参りたいと思います」と述べ、一連の発言を撤回するとコメントしていました。
ただ、議員活動はそのまま継続するとして、議員辞職までする予定はないとしています。
東京・足立区議会の白石正輝議員は、9月25日に開かれた本会議でLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちについて、「日本人が全部L、全部Gで、次の世代は生まれますか。次の世代を担う子どもたちが1人も生まれない。本当にこんなことでいいんだろうか」などと発言しました。
昨晩足立区の白石議員への抗議署名約3万3000筆が区長宛てに提出され、市民団体やLGBTQ当事者らと意見交換がありました。
直接応対した長谷川副区長は「何ができるのか、当事者の皆さんにお聞きしたい」と表明。区の今後の動きに注目です。https://t.co/ztwAbhotIJ pic.twitter.com/s1FRE2qhsz
— Jun Tsuboike 坪池順 (@juntsuboike) October 14, 2020
足立区の白石議員が取り消しを申し出た発言内容。「足立区は滅んでしまう」や「『普通の』結婚」など議事録から主に3カ所の削除を求めています。https://t.co/0kqoIIMKre pic.twitter.com/cJ2UBv0bBw
— Jun Tsuboike 坪池順 (@juntsuboike) October 19, 2020
「今後はLGBTでお悩みになられている方々への性の多様性を受け入れられるよう努力して参りたいと思います」と足立区の白石区議。
→”LGBTで”悩んでるのでなく、白石議員のような人がいるから、悩むわけで。。。「原因はあなたですよ」と言いたい。
— 石川大我 参議院議員 🌈 (@ishikawataiga) October 20, 2020
イケがすぎる!
“傍聴券を求めて議会を訪れた足立区在住の高校生は、「白石議員が何を話すか直接聞きにきたかった」と語る。”
足立区議、同性愛への差別発言を謝罪、撤回。「認識の甘さによりたくさんの方々を傷つけた」 https://t.co/IuetovhRyU
— 太田尚樹 (@ot_john) October 20, 2020
足立区議会で、自民党は白石議員の発言だけではなく、例えば『子ども権利条例』は『子どもが調子づく』などの反知性的な趣旨で反対する等平気で。
でも今回のことがきっかけに性的マイノリティ守る法整備が足立区では進む動きが✨。当事者の方々等、人権守れの声と議会論戦が連携し区長を動かしそう✨ https://t.co/DuvjDbKLIq— 山中ちえ子 医療、介護、子育ての願い (@ce_kaku) October 19, 2020
足立区白石議員、発言の撤回とお詫びですってね。
発言の撤回は要らんからさっさと辞めてくれへんかな。
撤回も謝罪もほんとは「何でしないといけないのか」って思ってるの知ってるから、これで済まそうとしてるのが腹立つな。— 空耳が酷いきゃがり (@pkpk_kgr) October 20, 2020
差別発言した白石議員は辞職せずに、差別の証拠は抹消。総理の本から公文書保管が消えたり、知らないうちに憲法まで改ざんや破棄されて終わりそうなこの国。
「足立区滅びる」発言を議事録から削除へ LGBTで問題発言の自民区議が申し出:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/Nh5nXKMM77
— regius heinrich (@regiusheinrich) October 20, 2020
白石正輝区議「同性愛者ばかりになったら足立区は滅んでしまう」
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白石正輝区議「周囲に同性愛者がいないんだから同性愛者について理解しようがない。謝罪は拒否する」
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白石正輝区議「私の発言について謝罪・撤回します」旗色が悪くなってようやく謝罪。反吐が出る。https://t.co/GIscDGxGHV
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) October 12, 2020
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