*WTO
世界貿易機関(WTO)の事務局長を巡る選挙が激戦となっています。
最有力候補となっているのはナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相と韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長です。
日本政府は韓国と福島県産の食品問題で対立していることから、早い段階でナイジェリアのオコンジョイウェアラ氏への支援を表明。
韓国と激しい票の争奪戦を繰り広げ、先日にEU(欧州連合)がのオコンジョイウェアラ氏を支持すると表明したことで票数はオコンジョイウェアラ氏が最多となりました。
しかしながら、10月28日にアメリカがオコンジョイウェアラ氏の選出に反対を表明したことで、事務局長選の結果が出ないままトップ不在の状態となっています。
オコンジョイウェアラ氏は自由貿易の推進派で、中国との結び付きも強いことからアメリカが選出に反対を表明した形です。
アメリカが反対を取り消すかどうかに注目が集まっており、このままだと事務局長が不在となる可能性も浮上しています。
WTO事務局長選 米国が韓国候補支持を表明
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201029000600882
【ソウル聯合ニュース】米通商代表部(USTR)は28日(現地時間)、世界貿易機関(WTO)の新事務局長として韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長を支持すると表明した。
米、事務局長選出を阻止 WTO、トップ不在長期化も
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc834a1b9e141c24bbf60aded04b7099755228a
【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)の空席となっている事務局長をめぐり、米国は28日、多数の支持を確保したナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相の選出に反対すると表明した。
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