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JTBが6500人削減、居酒屋倒産は過去最多を更新!新型コロナウイルスの影響で経済被害が拡大!売上補償を求める声も


新型コロナウイルスの影響で経済面にも深刻な被害が出ています。

NHKによると、旅行会社大手の「JTB」は来年3月までの1年間でグループ全体の損益が1000億円の赤字になると発表し、合わせて2022年度の新卒採用を取り止めて、6500人の人員を削減すると明らかにしました。
ここまでの大規模な削減は過去に例がなく、他にも大手旅行会社や航空会社なども続々と人員削減をする方向で検討していると表明しています。

また、帝国データバンクの統計調査で、2020年1月~10月の居酒屋経営者の倒産件数が164件となり、過去最多の数を更新したことが分かりました。
特に破産が多かったのは1000万~5000万円未満の小規模事業者で、全体の80.5%(132件)を示していると報告されています。
現時点で負債50億円以上の大型倒産は確認されておらず、中小事業者にコロナの影響が大きく出ていることが数字として出てきたと言えるでしょう。

中小企業の経営者からは「もう持たない!」「せめて売上補償や補填をしてほしい」との声が多く、いわゆるGoToキャンペーンでも追い付かないとして、政府に実弾支援を求める声が高まっています。
政府側は引き続きGoToキャンペーンを続けることで救済するとしていますが、それだけではこの危機対応することが出来ないことが徐々に表面化しているところです。

 

居酒屋経営業者の倒産動向調査(2020年1月~10月)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p201103.html

調査結果
1 2020年1月~10月における居酒屋経営業者の倒産は164件発生し、すでに過去最多を更新した
2 地域別でみると、「関東」が50件で最多。都道府県別では、「東京都」(30件)が最多
3 負債額別でみると、「1000万~5000万円未満」の小規模倒産が構成比80.5%(132件)を占める。また、2011年以降は負債50億円超の大型倒産は発生していない
4 態様別でみると、「破産」が155件で構成比94.5%を占める

JTB 要員を6500人削減へ 1年間の経常損益1000億円の赤字見通し
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201120/k10012723191000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

旅行会社最大手の「JTB」は、新型コロナウイルスの影響で海外と国内ともに旅行の需要が落ち込み、来年3月までの1年間ではグループ全体の経常損益が1000億円の赤字となる見通しを明らかにしました。
業績の立て直しに向けて、早期退職の拡充や2022年度の新卒の採用を取りやめることなどで、要員を6500人削減するとしています。

 

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