今月2日に長さ30メートルの地下空洞が発見された東京都調布市で、またもや巨大な空洞が確認されました。
東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、発見された空洞は前回の空洞とほぼ同じエリアで発見され、先月に道路が陥没した場所から数十メートルほど離れた場所。
空洞のサイズは深さ4メートルで、長さ約27メートル、厚さ約4メートル程度です。
この空洞の発見報告を受けて東日本高速道路は近隣住民らに避難要請を行い、緊急の地下調査を広範囲で実施するとしています。
しばらく前から調布市の地下では「東京外かく環状道路(関越~東名)」の掘削工事が続いており、一連の陥没や空洞も地下工事の影響で発生したのではないかと推測されているところです。
共産党の市議団は陥没事故が発生する前の段階で調査を要請していたほどで、大深度地下を使った工事の安全性に疑問を投げ掛ける形になっています。
東京外かく環状道路(関越~東名) 工事現場付近での地表面陥没について【第9報】
https://www.e-nexco.co.jp/cms_assets/emergency/2020/11/22/fe4391002ae1d64c520d18a1485d8706a8f4a8f5.pdf
調布市で新たな空洞か 市道陥没現場近く、住民避難要請
https://www.asahi.com/articles/ASNCP7R72NCPUTIL01Y.html?twico
東京都調布市東つつじケ丘2丁目の市道が陥没した現場近くの地中に、新たな空洞らしきものが確認されたことがわかり、東日本高速道路(NEXCO東日本)は21日夜、付近の住宅7軒に避難を呼びかけた。
NEXCO東日本によると、陥没箇所周辺のボーリング調査をしていたところ、同日夜、地中に緩い部分が見つかった。空洞の可能性があり、赤外線レーザーで確認を進めている。
【緊急事態】
調布市陥没現場地域で新たな空洞がボーリング調査中に見つかった可能性があるとのことで、ネクスコが住民に〝恐ければホテルを用意する〟と不穏な呼びかけをしているとのこと。
とりあえず現地に飛びます。— 原田あきら(日本共産党都議会議員/杉並) (@harada_akira) November 21, 2020
調布市で新たな空洞か 市道陥没現場の近く、住民避難https://t.co/rxgtFXFwwR
東京都 #調布 市の市道が #陥没 した現場近くで新たな #空洞 らしきものが見つかりました。東日本高速道路は21日夜、付近の住宅7軒に避難を呼びかけました。 pic.twitter.com/5GewGTBMZU
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) November 21, 2020
東京 調布の道路陥没 現場付近の地下で新たな空洞見つかる #nhk_news https://t.co/MRwp7UpD7F
— NHKニュース (@nhk_news) November 21, 2020
調布市で新たな空洞発見。最初の陥没現場を挟んで南北に、地下をシールドマシンが通ったあとに沿うように2つの空洞があったことになる。
地上は住宅が建ち並ぶ。空洞がさらに広がっていないか、早期に調査すべきだ。「大深度地下」での外環道工事は、いよいよ破たんしている。https://t.co/7EzXfG3M9u— 山添 拓 (@pioneertaku84) November 21, 2020
調布で陥没が起きました。外環道を作るための工事のためではないかという疑念が起きています。地下40m以深は公共目的であれば無償で利用できるという法律である大深度地下利用法は問題です。昨日、その問題で、リニア新幹線の大深度地下利用を見直すべきだという行政交渉を市民のみなさんと行いました pic.twitter.com/DaKg3pFLF8
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) November 21, 2020
いいね!しよう