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「勝負の3週間」で事実上の敗北宣言!西村担当相が感染者と重症者の増加を認める!有効な対策は何もしなかった政府


*西村担当相
先月末に政府が「勝負の3週間」と呼び掛けてから、12月16日でちょうど3週間となりました。

西村康稔経済再生相は記者会見で「残念ながら減少傾向になっていない」と述べ、勝負の3週間が事実上の失敗だったとコメント。
新型コロナウイルスの新規感染者数と重症者数の両方で開始前よりも増えてしまったとして、対策を見直すとしています。

勝負の3週間は11月25日に政府が国民に呼び掛けたもので、感染者の急増を抑えるために札幌市などのGoTo利用制限や営業時間の短縮を決定し、短期間に集中することで3週間後までには収束させることが狙いでした。

しかしながら、実際にはGoToと経済の両立は不可能で、冬の季節に入って免疫力が下がったことも合わさり、新型コロナウイルスの感染は大幅に拡大しています。
週間単位の感染者数もほぼ倍増している状態で、都道府県によっては3倍の感染者数を記録していました。
病床使用率も非常に厳しく、前は北海道や大阪府に限定されていた医療提供体制のひっ迫具合が、東京都や愛知県などにも拡大しているのが現状です。

政府与党内を含めて菅政権のコロナ対策に批判が強まっているところで、これから政府が何処まで踏み込んだコロナ対策を打ち出せるのかに注目が集まっています。

 

「勝負の3週間」事実上の敗北 新規感染も重症者も増加
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a220fb3d1833e524faf811385868732da0002d9

「勝負の3週間」の期間中、混雑する東京・渋谷駅前のスクランブル交差点。距離を空けて信号待ちをする人たち=2020年12月13日午後、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて政府が短期間の集中した取り組みを呼びかけた「勝負の3週間」が16日、最終日を迎えた。しかし、新規感染者数や重症者数は開始前よりも増加。コロナ担当の西村康稔経済再生相は同日、「残念ながら減少傾向になっていない」と事実上の「敗北」を認めた。厚生労働省に助言する専門家組織が同日夜、詳しい評価結果を出す。

 

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