*官邸
菅首相が12月14日のステーキ会食後も会食を連続で行っていることが問題視されています。
首相動静を見てみると、12月14日から12月15日、12月16日、12月17日とほぼすべての日で誰かと会食をしており、ステーキ会食で批判を受けた後もほぼ変わっていないことが判明。
15日はイタリア料理屋で自民党の秋本真利衆院議員、加藤仁日本風力発電協会代表理事らと会食し、そのまま20時過ぎにもステーキそらしおでフジテレビの宮内正喜会長、遠藤龍之介社長、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之理事と会食をしていました。
そして、ステーキ会食が全国的に報道されて問題視された16日には、東京・日比谷公園のフランス料理店「日比谷パレス」で、政治ジャーナリストの田崎史郎氏らと懇談会を行っていたいたのです。
先日も会食をしているほどで、明らかに会食の回数が多くなっていました。
菅首相は国民に会食の自粛を呼び掛けながら、自身は何度も多数の会食を重ねていたということになるわけで、極めて不誠実な対応です。
交流が目的ならば電話や映像付きのオンライン通話もあるわけで、わざわざ会食をする必要はありません。
会食時の感染防止対策についても政府が呼び掛けていたアクリル板の設置などは無く、政府の定めたルールを軽視した会食スタイルだったと報じられています。
本当に菅首相が危機感を持っているのか怪しい会食であり、このような行為から菅首相が新型コロナウイルス対策を軽視していることが浮き彫りになってきたと言えるでしょう。
首相動静(12月15日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121500209&g=pol
午後7時33分、同所発。同43分、東京・赤坂のイタリア料理店「VaccaRossa」着。自民党の秋本真利衆院議員、加藤仁日本風力発電協会代表理事と会食。
午後8時5分、同所発。
午後8時15分、東京・六本木のアークヒルズ仙石山森タワー着。同ビル内の「ステーキそらしお」でフジテレビの宮内正喜会長、遠藤龍之介社長、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之理事と会食。
首相動静(12月16日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121600219&g=pol
午前6時42分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同45分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
午前7時21分、官邸発。
午前7時25分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内のレストラン「オーキッド」で秘書官と朝食。午後7時37分、東京・日比谷公園のフランス料理店「日比谷パレス」着。小田尚読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員、粕谷賢之日本テレビ執行役員、政治ジャーナリストの田崎史郎氏と懇談。
首相動静(12月17日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121700269&g=pol
午前6時41分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同44分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
午前7時24分、官邸発。同26分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」でビジネス誌「プレジデント」の小倉健一編集長と朝食。
「GoToトラベル」の全国一斉停止の発表を行った14日夜、菅義偉首相(72)が銀座のステーキ店で8人の忘年会に出席し、批判が噴出している。さすがに耐えきれなくなったのか、菅首相は16日午後に日本テレビのニュース番組で単独インタビューに応じると、「すぐ帰るつもりが長引いた」と言い訳しながらも「大いに反省している」と述べて幕引きを図った。
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