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宣言解除でリバウンド警戒、東京都の新規感染者が300人以上に!専門家「5月の中旬ごろにはまた2000人近い感染者が出て第4波」


*官邸
2月28日に首都圏の1都3県を除く各地で緊急事態宣言が早期解除となりましたが、この影響で新型コロナウイルスの感染者数が数カ月後に大きくリバウンドする可能性が浮上しています。

リバウンドとは感染の再拡大のことであり、筑波大学大学院の倉橋節也教授が行なった最新のシミュレーションだと、緊急事態宣言の解除後に宣言前と同じ水準の行動を続けた場合、5月の中旬までに2000人近い感染者が出て再びリバウンドするとなっていました。
倉橋教授は「去年の6月以降の緊急事態宣言が解除された後と同じような行動をもし国民がとったらって前提ですけど“第4波”必ず来る」とコメントし、第4波を防ぐためには東京都で1日100人以下まで下げるべきだと語っています。

現状は感染者数をちゃんと減らさないままなし崩し的に緊急事態宣言を解除してしまったわけで、専門家が懸念しているようなリバウンドが発生する可能性はかなり高いと言えるでしょう。
東京都が発表した2月28日の新規感染者数も329人に増え、このペースだと第4波や第5波が時間の問題でやって来ることになりそうです。

 

新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第1698報)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona1698.html

東京の感染者数は下げ止まり 解除目前、リバウンド警戒
https://www.asahi.com/articles/ASP2X6FPWP2XUTIL01K.html?ref=tw_asahi

 東京都内で、新型コロナウイルスの感染者数が下げ止まっている。27、28の両日の感染者数は前週の同じ曜日を上回り、週平均も都が目標にしている数値を大きく超えているためだ。3月7日の緊急事態宣言解除まで1週間と迫る中、感染者数のリバウンドを警戒する声が高まっている。

28日に確認された都内の感染者数は329人。前週の21日は272人だったが、それよりも50人以上増えた。都によると、28日は高齢者施設などで複数のクラスター(感染者集団)が確認された「特殊要因」(担当者)もあり、感染者数が増えたという。

 

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