*国会
菅義偉首相の長男が総務省の幹部らと会食を行なっていた問題で、新たな疑惑が浮上しています。
3月1日の衆議院予算委員会では共産党の塩川鉄也議員が「菅首相は東北新社の元社長から2012年、14、17、18年の4年間に計500万円の献金を受け取っている」と指摘したところ、菅首相は「衆院選があった。選挙見舞いだ」などと弁明。
しかしながら、2018年は衆議院選挙が無かったことが分かり、選挙が無い時期に献金があったのかと塩川議員は疑問を投げ掛けていました。
更に総務省の会食行為は特定の時期に集中していることも発覚し、有識者会議が行われるタイミングに、有識者会議の出席メンバーらが数多く会食をしていたことが国会で追及されています。
このような会食行為について塩川議員は「東北新社に有利となるように行政がゆがめられたのではないですか?」と質問をぶつけましたが、政府側は「現段階で行政がゆがめられたという事実は確認されていません」などと答弁を繰り返し、曖昧な回答を続けていました。
一連の会食行為は東北新社に有利な政策決定を引き出すための会食だったとも見られ、単なる接待疑惑ではなく、もっと深いレベルで大きな政策に影響を与えていたかもしれないと言えるでしょう。
菅首相の長男が勤める東北新社による違法接待問題を巡って、新たな疑惑が国会で浮上した。東北新社の元社長が菅首相側に送った「謎の献金」だ。
1日の衆院予算委員会で、共産党の塩川鉄也議員は、東北新社幹部から菅首相が代表を務める政党支部に渡った献金を問題視。菅首相が代表を務める政党支部は、東北新社創業者と元社長(共に故人)から、2012、14、17、18年の4年間に計500万円の献金を受け取ったことが明らかになっている。不自然なのが受領時期だ。以前、菅首相は国会で「12、14、17年は衆院選があった。選挙見舞いだ」と答弁。確かに12、14、17年分の献金は全て衆院選の時期に前後している。「選挙見舞い」「当選祝い」の可能性はありえる。しかし、「18年に選挙はない」(塩川議員)。なぜ、選挙がないのに献金したのか。
1日の予算委。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤務する東北新社による総務省接待に関して、同社の接待の大部分が、衛星放送に関する同省WGの事務方職員に対して行われ、東北新社にとって有利な内容が盛り込まれた報告書案が作成される期間に集中していたことを明らかにしました。https://t.co/eOu9rJA2fv pic.twitter.com/SRSFQBHAFw
— 塩川鉄也 (@ShiokawaTetsuya) March 1, 2021
やっとメディアが報じました。総務省幹部を菅首相長男を含む東北新社幹部が接待した結果、放送行政がゆがめられたことを示す事実経過。真相の徹底究明が必要です。 pic.twitter.com/qmzUe1IkZA
— 山下芳生 (@jcpyamashita) March 1, 2021
#国会中継
塩川議員の質問に、
「分からない、覚えてない」を繰り返す官僚!
8年に亘るアベスガ政権は、日本の官僚をまるで自民党議員の様に変えってしまった。官僚の劣化は人事独裁政権が続く限り止まらない。#内閣人事局の廃止を求めます— HIRO (@cooo55) March 2, 2021
総務省「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ」10名の内、6名が東北新社と会食していたことが、国会予算委員会(3/1=塩川議員質問)で明らかに。
これでは、公平・公正が担保できるわけがない。報告書を見ても明らかに放送行政が歪められた。#総務省幹部接待は放送行政を歪めた汚職問題 pic.twitter.com/vWODiK2REQ— あらかわ (@kazu10233147) March 2, 2021
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