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岩田健太郎教授が新型コロナの変異株に懸念 「めったに起こらないことが起こりうる」


*岩田健太郎教授
神戸大学の岩田健太郎教授が新型コロナウイルスの変異株について懸念のコメントを出しました。

朝日新聞の取材に応じた岩田教授は変異株の報告が増えているとして、「ウイルスの性質が激変することはめったに起こらない。しかし、新型コロナウイルスでは、性質が変化する変異株が短期間に複数出てきた。英国株は感染しやすく、死亡リスクも高いという報告が出ている」と言及。

新型コロナウイルスで予想以上のペースで変異株が続出しているのは感染者数が世界的に増えているからだと指摘し、「地球上で新型コロナウイルスに感染した人は1億人を超えた。頻度が非常に低くても数が非常に増えれば、ウイルスの性質が変わる変異が生じるリスクは高くなる」と説明していました。

当初、岩田教授は変異で強毒性になる可能性は低いとの立場でしたが、昨年末から徐々に変異株の感染が拡大したことを受けて方針を転換しました。
感染者数の世界的な高止まりから今後も何が起きるのか分からないとして、新型コロナウイルスへの警戒を強めるように注意を呼び掛けています。

 

変異株「めったに起こらないことが…」 岩田教授の指摘
https://www.asahi.com/articles/ASP305H2WP30PLBJ002.html

しかし、新型コロナウイルスでは、性質が変化する変異株が短期間に複数出てきた。英国株は感染しやすく、死亡リスクも高いという報告が出ている。
なぜ、めったに起こらないことが起こりうるかというと、感染者が非常に多いからだ。地球上で新型コロナウイルスに感染した人は1億人を超えた。頻度が非常に低くても数が非常に増えれば、ウイルスの性質が変わる変異が生じるリスクは高くなる。

 

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