新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

北海道や沖縄県で病床使用率200%超、大阪府なども100%以上の水準が続く!想定以上に重症患者が急増 「想定していなかった」


全国各地の病床使用率が依然として高止まり状態になっています。

新型コロナウイルス対策ダッシュボードの集計だと、5月29日の時点で全国の病床使用率は83.3%となっており、沖縄県の221%や北海道の220%を筆頭にして、全国各地で100%を超える地点が続出。
愛知県や大阪府、兵庫県、福岡県、岡山県も100%を超過している状態で、重症患者用のベッドは中々空きを確保することが出来ない状態が続いています。

大阪府健康医療部・藤井睦子部長は関西テレビの取材に「400人を上回る重症患者が発生する想定をしていなかったのかと言われれば、それは想定していなかった」とコメントしており、変異株による重症患者の増加スピードは予想を遥かに超えていたと明かしていました。

大阪府全体で同じ認識だったと思われ、第3波の終了後に新型コロナウイルス用の病床数を減らした吉村知事の判断を含め、大阪府の医療崩壊を加速させた要因となっています。

さらに変異株の猛威は緊急事態宣言が出た後も続き、人の移動が減ったゴールデンウィーク以降も数字は高いままです。

このままだと6月20日に緊急事態宣言を解除しても、再び元の水準まで感染者が戻ってしまう可能性が高く、根本的な対策の強化と見直しが国家レベルで必要になると思われます。

 

新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.stopcovid19.jp

大阪は「何を間違えた」のか…第4波で「かつてない医療危機」に陥った大阪府、見えてきたコロナ対策での「誤算」
https://news.yahoo.co.jp/articles/669b7373a41d27b90f9f9c05440c43faccd1b78e

【大阪府健康医療部・藤井睦子部長】
「400人を上回る重症患者が発生する想定をしていなかったのかと言われれば、それは想定していなかった」

大阪府では、コロナ患者の症状によって受け入れる病院を分ける方針を取りました。

重症の患者を治療するのは、高度な医療に対応する設備がある大学病院など。
中等症の患者は、呼吸器内科などがあるなど、地域の比較的大きな病院。
軽症や無症状で、基礎疾患がない人などは、ホテルや自宅で療養してもらうことにしました。

しかし、重症病床がいっぱいになったことで、影響は全体へと広がっていったのです。
この時に、重症患者を受け入れていた病院は、どうなっていたのか。

第4波は…重症化のスピードが速い
大阪医科薬科大学病院。
人工呼吸器や人工心肺装置・ECMOでの治療が必要な重症患者を受け入れています。

4月、大阪府からの緊急要請を受け、10床から14床に増やしましたが、ベッドは常に埋まり、空けばすぐに別の患者が入ってくる状態でした。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!