新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

時短要請拒否を締め上げ、西村発言が波紋!政府は金融機関への要請撤回 「優越的地位の乱用」との批判が相次ぐ!


西村担当相
西村康稔経済再生相の発言が波紋を呼んでいます。

7月8日の記者会見で西村担当相は酒類提供の禁止や営業時間の短縮に協力しない飲食店を対象にして、金融機関経由で働きかけるとする趣旨の発言を行いました。
この発言があった直後から飲食店や関係者からは批判の声が噴出し、有識者からも「優越的地位の乱用に繋がる」「融資を人質にする行為だ」などと政策の見直しを求める意見が飛び交います。

そして、菅首相が火消し発言を行い、7月9日午後には西村担当相が加藤勝信官房長官に「金融機関を通じた働きかけをとりやめる」と伝達し、金融機関経由への要請は中止になりました。

飲食店は金融機関の融資に頼っている場所が多く、そこを引き締める行為は飲食店にとって致命的な行為になると言えるでしょう。
銀行側からも「自粛警察をしろというのか」「筋が違うんじゃないか」というような反発が噴出し、金融制度や憲法の観点から見ても中々認められない政策となっています。
野党は政府の認識を問い質すとして、今回の件で追及を強化するとしていました。

 

識者、独禁法抵触の恐れ指摘 自民若手は悲鳴 西村発言
https://www.asahi.com/articles/ASP7973FYP79ULFA028.html

お酒の提供自粛や営業時間短縮に協力しない飲食店には金融機関経由で働きかける。そんな考えを示した西村康稔経済再生相の発言に、銀行や与野党から戸惑いや反発の声が広がった。

「我々に監視役をやれというのか」。大手金融機関首脳は9日、取材に対しこう述べた。「資金繰りをどう支えるかが我々の任務。自粛要請が徹底されない現実への問題意識は理解するが筋が違うんじゃないか」と話す。地方銀行幹部も「自粛警察をしろというのか」と反発の声をあげた

西村氏「酒禁止、金融機関通じ」発言 批判収まらず釈明、撤回
https://mainichi.jp/articles/20210709/k00/00m/010/312000c

西村康稔経済再生担当相は8日夜の記者会見で、新型コロナウイルス対策で行う酒類提供停止などに応じない飲食店に対し、金融機関から対策順守を働きかけてもらう考えを表明した。資金面から飲食店への圧力をかけたと受け止められかねない発言だけに、飲食店や金融機関の反発も広がり、野党は辞任を要求。西村氏は9日、方針を撤回した。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!