＊東京都
東京都で初めて新型コロナウイルスの感染者数が3000人を超えたことについて、国や都の対策会議では専門家らが強い危機感を示しました。
厚生労働省の専門家会議だと、出席した専門家からは「これまでに経験したことのない感染拡大になっている」との声が相次ぎ、医療機関の一般診療にも影響が出ていると報告。危機感を行政や一般市民が共有できていないとして、国レベルでウイルス対策を大幅に強化する必要があると指摘していました。
7月中に1日3000人を超えるのは政府や専門家らの予想を遥かに超えるペースで、官邸からは「1日2400人程度なら東京オリンピックは何とかなる」というような声があったと報道されたばかりです。
菅首相は相変わらず東京オリンピックの継続ばかりを主張している状態ですが、国民の不満は水面下で増大していることから、政府として明確な政策を打ち出すことが出来なければ、支持率も大きく落ち込むことになるでしょう。
東京都 新型コロナウイルス感染者数
https://covid.gutas.net/place?p=13
専門家危機感「経験したことない感染拡大」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb9e903c7fb0473db3e1a5b0f63461ab718f1752
全国の新型コロナウイルスの感染者数が過去最多となる中、厚生労働省の専門家会議は、「これまでに経験したことのない感染拡大になっている」と強い危機感を示しました。
「今週１週間の平均を先週と比べると１．５４倍と、全国でも急速に拡大している。これまでに経験したことない感染拡大という評価」
五輪開催がネック、減らぬ人出…東京3000人超、感染急拡大に専門家「危機的状況だ」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/120102
新型コロナウイルス緊急事態宣言下でも新規感染者数の増加が止まらず、専門家から強い危機感を訴える声が相次いでいる。東京五輪開催が感染防止と「矛盾したメッセージ」になっており、人出の減少幅はこれまでよりも小さい。入院者や重症者数は徐々に増加。医療体制が逼迫しつつある。（上野実輝彦、沢田千秋、佐藤大、藤川大樹）
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