*東京五輪
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が大会会場で問題視されている高額飲料水について、当初は「企業が判断した」などとコメントしていましたが、実際には組織委員会が独自に値段を決定していることが後から判明しました。
8月5日の記者会見で組織委員会は「価格設定はパートナー(企業)の判断でなされている」と述べ、何度も批判を受けていた280円の高額コーラなどは企業側が決定したと報告。
この発言後にスポンサー企業にはメディアからの質問が相次ぎ、それから翌日の記者会見で慌てた組織委員会が「販売価格はCCJC(日本コカ・コーラ社)との協議をベースに組織委員会が決めている」と訂正する発言を行いました。
高額飲料水への批判を避けようとした組織委員会がスポンサー側に責任を押し付けたのだと思われますが、流石に内容が内容だけにスポンサーも激怒したのだと推測され、組織委員会が訂正する事態になったと見られています。
会場で販売されている飲料水の中には低下の1.6倍に匹敵するような商品もあり、一部の外国人記者からも「クレイジーな価格設定だ」と批判を受けていました。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)は6日、大会会場で販売されているコカ・コーラ社製の飲料が通常より高額となっている件について「販売価格はCCJC(日本コカ・コーラ社)との協議をベースに組織委員会が決めている」とコメントした。前日5日の会見では、組織委が推進しているリサイクル分のコストを上乗せした価格かと問われて否定し、「純粋にパートナー(企業)が決めている」と発言していた。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは5日の記者会見で、大会会場で販売されているコカ・コーラ社製の飲料が通常より大幅に割高になっていることに関し、価格設定は「パートナー(企業)の判断でなされている」と述べた。組織委が推進しているリサイクルとは関係ないとの見解も示した。
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