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【世界注目】イギリス議会がEU離脱で大紛糾、フォークランド紛争以来の週末審議!離脱案可決は厳しい情勢


イギリス議会が大紛糾状態になっています。
10月19日にイギリスは1982年のフォークランド紛争以来の週末審議を行い、EU(ヨーロッパ)連合からの離脱案の採決を議論中です。

争点となっているのはジョンソン首相が先週にEUと合意した離脱案の内容で、審議の冒頭にジョンソン首相は「この合意はイギリスとEU双方にとってよいものだ。EU側もさらなる離脱の延期は望んでいない」と述べ、与野党の双方に賛同を求めました。

ジョンソン首相が率いる与党・保守党は議会での過半数を失っていることから、合意の承認には30人以上の野党議員から支持を上積みする必要があります。

しかしながら、最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、「政府がEUと合意した協定案は最悪で、今年前半に下院が3回にわたり否決したメイ前政権の協定案よりもひどい内容だ」などと猛批判。
北アイルランドの地域政党も党として合意に反対する構えで、EU離脱案が可決される見通しは立っていません。

野党の中には合意を支持する考えを示している議員も居ますが、全体から見ると少数派で大局には影響を与える可能性は低そうです。

イギリス国民からは2度目の国民投票を求める意見もあり、10月末の最終期限を前にして波乱の展開になっています。
仮にEU離脱案が否決となると、欧米の株価や金融市場が急落し、日本にも経済的な悪影響が広がる恐れがあると言えるでしょう。
*採決延期の可能性も

 

イギリス議会、離脱協定案を審議 フォークランド紛争以来の週末審議
https://www.bbc.com/japanese/50108233

イギリス議会は19日午前、37年ぶりに土曜日に審議を始めた。ボリス・ジョンソン首相と欧州連合(EU)が取りまとめた離脱協定案について採決するのが目的だが、与野党で様々な駆け引きが続いており、情勢は不透明だ。イギリス議会が週末に審議したのは、1982年のフォークランド紛争以来。さらに、下院で審議が続くなか、ロンドン中心部では数万人が行進し、2度目の国民投票の実施を求めている。

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