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アフガニスタンで日本の退避行動に遅れ、大使館の現地人職員が国外退避できず 


イスラム系武装組織「タリバン」にアフガニスタン政府が敗北したことを受けて、日本政府は大使館や国際協力機構(JICA)事務所の職員らに国外退避を指示しましたが、未だに現地のアフガニスタン人スタッフらが避難できずに留まっていることが分かりました。

これは朝日新聞が取り上げた情報で、日本人の大使館員12人は8月17日にイギリスの航空機でアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに退避しましたが、それ以外の現地スタッフらが移動手段を確保することが出来ず、国外退避の目処が立っていないとのことです。
日本から派遣された航空機は無いと見られていますが、外務省は「退避勧告」を出して、現地に残る日本人に早期の退避を促しています。

欧米諸国は先週の時点で退避に向けて動いていただけに、この数日間で慌ただしく動き出した日本政府の行動はあまりにも遅い感じがあるところです。

 

日本大使館のアフガニスタン人職員、国外への退避できず
https://www.asahi.com/articles/ASP8K6VN3P8KUHBI01C.html?iref=comtop_7_03

 イスラム主義勢力タリバンが武力で政権を崩壊させ、混乱が広がっているアフガニスタンで、日本大使館や国際協力機構(JICA)事務所で働いてきたアフガニスタン人のスタッフやその家族が、国外に退避する見通しが立たないまま、アフガン国内にとどまっていることが複数の関係者の話でわかった。

 

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