*共同通信社
アフガニスタンを掌握したイスラム主義勢力のタリバンが、アフガニスタンにおける自衛隊機の派遣を容認するとのコメントを出しました。
これはANNが報道した情報で、日本メディアの取材に応じたタリバンのムハンマド・ナイーム報道官は「私たちにとって何の問題もありません。各国民が退去、帰国するための機会を与えています」とコメント。
日本が自衛隊を派遣して輸送するのは問題がないとして、アメリカと取り決めた今月末までならば自衛隊の活動は認めるとしています。
ただ、アメリカ側は撤収作業の遅れから延期を検討していますが、それについてはタリバンも容認しておらず、延期となった場合に自衛隊がどうなるかによって衝突のリスクが高まることになりそうです。
自衛隊の輸送機は24日に日本を出発しており、3機がアフガニスタンで活動する予定となっています。
アフガンの邦人など退避へ 自衛隊機2機が物資積み基地を離陸
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210824/k10013220281000.html
アフガニスタンに残る日本人や大使館で働くアフガニスタン人のスタッフなどを国外に退避させるため、現地に派遣される航空自衛隊の輸送機2機が24日午後、自衛隊員を乗せて埼玉県の基地を離陸しました。24日中に周辺国に向けて日本を出発する予定です。
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