*官邸
9月3日に菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことで、政界が慌ただしく動き出しています。
当初は自民党総裁選への出馬に言及していなかった石破茂氏と河野太郎氏が出馬を検討していると報道され、他にも出馬を目指して動き出す議員が続出。最有力候補の岸田氏以外にも複数の名前が浮上し、自民党総裁選は多数の候補者が入り乱れる展開となりそうです。
最大野党の立憲民主党・枝野幸男代表は今回の辞任について、「(事実上1カ月もない)総理大臣はレームダック状態になる」「総理も無責任でありますし、またこうした状況を作り上げた自民党全体に、もはや政権を運営する資格はない」と述べ、菅首相と自民党の両方に問題があると指摘。
この状況を根本から変えるためには政権交代しか無いとして、「自民党の党内の権力闘争ではなく、速やかな新しい政権を発足させる。われわれはその準備が既に十分に整っている」とも言葉を強めていました。
与野党共に菅首相が事実上の辞任宣言をするとは思っていなかったようで、かなりまとまりがない印象です。
来月後半までには衆議院総選挙もあり、これから政治は一気に動き出すことになるでしょう。
立民・枝野氏「政権運営する資格ない」 首相退陣に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA033R40T00C21A9000000/
立憲民主党の枝野幸男代表は3日、菅義偉首相が自民党総裁選に出馬せず退陣する意向を示したのに対し「こうした事態に怒りをもって受け止めている」と話した。国会内で記者団の取材に答えた。「自民党全体に政権を運営する資格はない」と批判した。
河野氏・石破氏、出馬を検討 自民党総裁選
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA031L00T00C21A9000000/
菅義偉首相が退陣する意向を固めたのを受け、河野太郎規制改革相は自民党総裁選への出馬を検討する見通しだ。石破茂元幹事長は3日、検討する考えを示した。総裁選にはすでに岸田文雄前政調会長が出馬表明している。高市早苗前総務相も出馬をめざす。
11時30分から自民党本部で開催された臨時役員会で、菅総理ご自身がマイクを持たれ、来たる総裁選に出馬されない意向を表明されました。
コロナ対策に専念されたこの1年を振り返られ、相当なエネルギーを要する総裁選ではなく、感染症対策に専念されたいと、神妙にお話されました。黙って聴きました。 pic.twitter.com/HtXdHiXRNs
— 有村治子(参議院議員・全国比例) (@Arimura_haruko) September 3, 2021
菅総理が自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明したことを受け、記者団の取材に応じました。
「政治空白を作り、党内の権力闘争に明け暮れていいのか」「総理も無責任であるし、こうした状況を作り上げた自民党全体に、もはや政権を運営する資格はない」https://t.co/H6p3krvPR6 #立憲民主党
— 枝野幸男 立憲民主党 (@edanoyukio0531) September 3, 2021
「コロナ対策に専念したい」
菅総理の説明です。
総裁選挙とコロナ対策が両立しないとの判断ならばコロナ対策のためにば臨時国会を開いてください。
そして、これだけの重い判断です。一方的に話して立ち去るのもやめてほしいです。https://t.co/z5EjBGKn1i— 蓮舫🙋♀️RENHO・れんほう@立憲民主党 (@renho_sha) September 3, 2021
菅総理辞任の一報を受けて。
辻元清美から辞めてゆく菅総理に最後のお願い。動画をご覧ください。 pic.twitter.com/Sxb9oh3xcS
— 辻元清美 (@tsujimotokiyomi) September 3, 2021
菅総理は総裁選に不出馬。コロナ対策をせず、オリンピック・パラリンピックを強行し、感染拡大をしている。ここまで酷くして、責任をとらず、国会も開かず、放り出す。あまりに無責任です。
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) September 3, 2021
どれほど苦しいご決断だったでしょう。党全体をお考えになりご判断なさったとお察しします。
平時のリーダーと非常時のリーダーでは求められる資質が若干異なります。個人的に菅総理は平時にご活躍いただきたい総理でした。難しい時代の国の舵取りをありがとうございました。https://t.co/is0FoToLi2— 梅村みずほ 【ストップ!児童虐待】日本維新の会 参議院議員 大阪府選挙区 (@mizuho_ishin) September 3, 2021
こうなるとは思っていたが。。。
菅総理がコロナ対応の指揮を執る意欲も能力もないことは、昨年の臨時国会の予算委で虚ろな目で茫然としている姿などからも分かっていたことだ。
その後、第三波、第四波、第五波と無為無策で国民に犠牲を強いてきた。
それを支えてきた自民党の責任は余りにも重い。 https://t.co/c9WTxP1L46
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) September 3, 2021
改めて、菅総理は最初から東京五輪をどんな犠牲を出しても決行するために汚れ役を全部ひっかぶって責任を取って退陣する『汚れ役』だったんだろうなあ。給付金も一度も配らなかった。解散をせずに次に渡すことが決まってるので支持率を上げる必要がないから。二世ではない地方出の自民議員の宿命なのか https://t.co/0TQkihEEbM
— CDB (@C4Dbeginner) September 3, 2021
菅総理、自民党の貧乏くじ、人柱、スケープゴート、尻尾切り、社畜過ぎて…。コロナ対策や東京オリンピックに思うところはたくさんあるけど、人としてかなり同情するというか、日本人だなというか…退任したらまたのんびりホットケーキ食べててください。 pic.twitter.com/yVRW1dN3sV
— とりかわ𓅪 (@yukky115) September 3, 2021
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