*恒大集団
中国の不動産大手「中国恒大集団」が経営難となっている問題で、9月23日が期限だったドル建て債権の利払いを出来ず、年利が給湯しています。
2021年の初期では年利が10%程度でしたが、それから経営難が報道されて年利は急騰し、今月に一時560%を記録。
9月23日のドル建て債権の利払いは出来ず、そのまま30日間の猶予期間に突入しました。
この猶予期間で資金調達が出来なかった場合、事実上のデフォルト(経営破綻)となります。
23日の債権利払いが8350万ドル(約92億円)で、それとは別に9月29日にも4750万ドルの支払いが控えている状態です。
地方政府が恒大集団に収入情報の開示を要求するなど行政レベルで中国当局も動き出しており、徐々に恒大集団のデフォルトを視野に入れて慌ただしく動き出しています。
中国恒大、社債利払いできず ドル建て、猶予期間入り―米報道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092500143&g=int
【ニューヨーク時事】複数の米メディアは24日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団が23日の期限までにドル建て債券の利払いをできなかったと報じた。30日間の猶予期間内に支払えなければ、正式に債務不履行(デフォルト)となる。関係者の話として伝えた。
The first test for Evergrande’s debt crisis comes this week — investors will be watching to see if the embattled Chinese property developer is able to pay out its interest due on a bond, or default on it.
The firm is due to pay interest worth $83 million on Thursday, according to data from S&P Global Ratings.
Evergrande’s 5-year, U.S.-dollar denominated bond, had an initial issue size of around $2 billion, according to market data provider Refinitiv Eikon – although the price has plummeted now.
中国恒大集団IR、やっぱ倒産は避けられそうにないな。https://t.co/22bwPghG11
— 猫組長 (@nekokumicho) September 26, 2021
今週木曜日と来週水曜日は、恒大集団(Evergrande)がドル建て債券の利息払いをする期限。アナリストや市場関係者の間では、不履行との見方が強く、その場合、機関投資家やその他の外国人投資家は、中国の国内投資家に比べてより大きな影響を受ける可能性が高い。https://t.co/vfNsFygnZe
— SiriusB (@SiriusBlue9) September 21, 2021
恒大集団の財務諸表を一通り見てみたので、少し長くなりますが所感をまとめておきます。
まずBSを見ると仕掛販売用不動産が非常に大きくなっていることが目につくのですが、これはこの会社のビジネスモデルが基本的に土地を仕入れてそこに物件を建てて販売するものであることを表しています。 pic.twitter.com/PzJQo9eQIf
— よっさま@決算ハックTV (@yossamaa) September 25, 2021
中国恒大、社債利払いできず ドル建て、猶予期間入り―米報道:時事ドットコム
中国不動産開発大手の中国恒大集団が23日の期限までにドル建て債券の利払いをできなかったと報じた。30日間の猶予期間内に支払えなければ、正式に債務不履行(デフォルト)となる。 https://t.co/bYRDYdSiTC
— たけぞう (@noatake1127) September 24, 2021
話題の中国の不動産屋さん、恒大集団。地元人から見た印象はそこそこ有名で割安のマンションを展開してるデベ。政府/銀行からの巨額融資で土地を買い漁り開発連発し更に融資を増やす借金ありきの商売だったので地所や三井のようなお育ちの良いデベというより個人不動産投資家の14億マーケットver.
— ヴィッキー・おすし (@osushi_haochi) September 21, 2021
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