*BBC
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染報告が拡大しています。
BBCはイギリス北部のスコットランドで市中感染と見られる6人の感染症例があったと報道し、中には外国渡航歴が無い人も居たと発表されています。イギリスだと初の市中感染になると見られ、既にかなりの速度で感染が広がっている可能性が高いです。
オミクロン株について専門家からは「主要な変異株の悪いところを総取りした」と言われているほどで、実際に変異部分だけでも30以上と多く、感染力の増大や免疫回避能力など驚異的な変異をしているのではないかと分析されています。
デルタ株やアルファ株の特徴も持ち合わせているオミクロン株、その驚異的な感染力は廊下を挟んだ向かい部屋に居た人にも感染させてしまうほどで、これまでの変異株とは別格の感染力を持っているのです。
感染者を最初に診察した南アフリカ医師会のアンジェリーク・クッツェー会長は「診察した30代などの患者はいずれも極めて症状が軽い」と語っていましたが、若い年齢の世代が多い南アフリカだからこそ軽い症状が多かったと推測され、現時点でオミクロン株を軽視するのは極めて危険だと言えるでしょう。
*地震や台風と同じように最悪の事態を想定して動くのが疫病対策や災害対応の基本である
オミクロン株「悪いところ総取り」 専門家指摘
https://www.sankei.com/article/20211129-VVSSF2LRU5NV7E6RAVG7A67VFA/
オミクロン株は、ヒトの細胞への感染の足掛かりとなる突起状の「スパイクタンパク質」に約30カ所の変異を持つ。これまで検出された変異株の中で最も多様な変異がある。世界中で広まったデルタ株やアルファ株などの特徴である「K417N」「T478K」「N501Y」などの変異があり、東京農工大の水谷哲也教授(ウイルス学)は「これまでの主要な変異株の悪いところを総取りしたような変異株だ」と指摘する。
オミクロン株、今のところは「症状は非常に軽い」 患者を診察した南アフリカの医師
https://www.bbc.com/japanese/video-59455930
南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の感染者が、イギリスやドイツ、ベルギーなどで確認されている。
こうした中、オミクロン株の感染者を最初に診察した南アフリカ医師会のアンジェリーク・クッツェー会長が、BBCのアンドリュー・マー司会者とのインタビューに応じた。
クッツェー氏は、これまでに診察した30代などの患者はいずれも「極めて症状が軽い」と語った。
オミクロン株の感染者、英スコットランドでも6人 30日からイングランドで規制強化
https://www.bbc.com/japanese/59455940
南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新しい変異株「B.1.1.529」(オミクロン株)についてイギリスで28日、国内3人目の感染者が確認された。29日には北部スコットランドで6人が確認された。一部の人は外国渡航歴がなく、地元で市中感染した様子という。
英健康安全庁(UKHSA)によると、イギリスで確認された3人目の感染者はすでに国外に出ているものの、英議会などがあるロンドン中心部のウェストミンスターを訪れていたという。
【オミクロン株】外国人入国を30日から全面禁止https://t.co/qGgzWSrdb0
岸田文雄首相は29日午後、首相官邸で記者団に対し、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐる水際対策について「外国人の入国を30日から全世界を対象に禁止する」と語った。 pic.twitter.com/iCZfWeaoQ5
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 29, 2021
《総理の動き》
本日(11月29日)岸田総理は官邸でオミクロン株に関する水際対策等について会見を行いました。「最悪の事態を避けるために、緊急避難的な予防措置として、まずは、外国人の入国については11月30日午前0時より全世界を対象に禁止いたします」
▼全文はこちらhttps://t.co/GICBpHjdc0
— 首相官邸 (@kantei) November 29, 2021
オミクロン株が南アフリカ発症みたいな雰囲気になっていますが、
おそらく前からアフリカのどこかで拡大していたけど、サーベイランスされていないで気づかれなかったウイルスを、
南アフリカが初めて気づいただけなんでしょうね。南アフリカ、頑張って見つけたのにかわいそうですよね……
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) November 29, 2021
極めて厳しい処置ですが、個人的には強く支持します。
現在、日本は感染収束して経済が活性化しています。
ここで新たな変異ウイルスの侵入を許し、再び緊急事態宣言が必要になるような事態は避けなければいけません。データがそろうまでは最大限の警戒をすべきです。https://t.co/lNeyY11PM7
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) November 29, 2021
オミクロン株の登場によって不安を感じている人が多い。
発見してから1週間も経っていない今だと、科学的なデータがまだ極めて少ない。そうすると、専門家の意見でも信憑性は低い。
この新株の特徴を正しく評価するにはまだ時間が必要。今は過剰に不安にならず、データを待ちましょう。
— Dr Rennick 🇯🇵在住🇦🇺人医師 (@NicholasRennick) November 29, 2021
オミクロン株だけではなく、韓国で流行しているデルタ株AY.69も警戒すべきと思います。
— Koichi Kawakami, 川上浩一 (@koichi_kawakami) November 29, 2021
BBCニュース- オミクロン株、今のところは「症状は非常に軽い」 患者を診察した南アフリカの医師 https://t.co/eRxGZ8ea9G pic.twitter.com/NeXxYE6S7H
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) November 29, 2021
オミクロン株を巡り、各当局の見解は割れています(把握には~数週間かかる見込み)
・WHO: 症状が他の株と異なるか、まだ不明
・南ア医師: 患者の症状は軽症
・ファウチ氏: より強い感染力示唆オランダでは13人が感染。独・英でも報告されており、欧州で既に浸透の可能性。https://t.co/xrqJSdJCxe
— Marika Katanuma (@MarikaKatanuma) November 29, 2021
オミクロン株
香港の感染事例は報道で知ってましたが、Ct値が18とか19って、、、🥶#報道1930 pic.twitter.com/b7Ff7LaBzn— Maria (@MariaRMichaela) November 29, 2021
オランダの保健当局は、26日に南アからアムステルダムに到着した航空機2機の乗客からオミクロン株への感染者が13人確認されたと発表。 pic.twitter.com/xyOgBNwSkc
— ロイター (@ReutersJapan) November 29, 2021
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