*BBC
12月7日にロシアのプーチン大統領とアメリカのバイデン大統領が緊急の電話会談を行い、アメリカ側がロシアにウクライナ侵攻計画を中止するように強く要請しました。
プーチン大統領はウクライナ侵攻計画を検討しているとした上で、「緊張状態の全ての責任をロシアに押し付けるのは間違っている」と指摘。ウクライナがNATO(北大西洋条約機構)への加盟を希望していることが緊張感を高めているとして、NATOがウクライナ周囲で活動することを禁止するように求めました。
これに対してアメリカは「ロシアがウクライナに侵攻すれば西側諸国は強力な経済措置などで対抗する」とコメントし、ロシアのウクライナ攻撃を認めないとするスタンスを強調しています。
先日には欧米5カ国首脳がロシアにウクライナ情勢の緊張緩和を求めており、アメリカもそれに歩調を合わせてロシアにウクライナ侵攻計画の中断を要請した形です。
早ければ年明けにも約17万人のロシア軍がウクライナに侵攻するとも言われているほどで、依然としてウクライナの国境沿いには続々とロシア軍が集結しています。
[ワシントン/モスクワ 7日 ロイター] – バイデン米大統領は7日、ロシアのプーチン大統領とテレビ電話形式で会談し、ロシアがウクライナに侵攻すれば西側諸国は「強力な経済措置」などで対抗すると警告した。これに対しプーチン氏は、北大西洋条約機構(NATO)が東方に拡大しないよう保証を求めた。
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