*BBC
中国の人権問題に抗議し、北京オリンピックをボイコットする動きが拡大しています。
先日に外交ボイコットを表明したアメリカやオーストラリアに続いて、今度はイギリスやカナダ、ニュージランドも外交ボイコットを行うと発表。
カナダのドルトー首相は記者会見で「われわれは中国政府による再三の人権侵害を非常に懸念している」と述べ、中国の人権侵害が改善されなければ、厳しい措置を継続するとしていました。
北京オリンピックへのボイコット運動は世界各国に広がっており、米中貿易戦争なども巻き込んで中国VS世界の構図になろうとしています。
一方で、中国側はこの動きに不快感を示し、スポーツ運動を政治利用としているとして反発していました。共同通信社は中国のコメントとして、「中国政府はまだ英政府の閣僚や高官を招待していない」というような報道官談話があったと取り上げ、一連の外交ボイコットを五輪憲章に反する行為だと批判していると掲載しています。
日本も各国に追随して外交ボイコットは行う可能性を示唆している状態で、世界を巻き込んだ大騒動になろうとしているところです。
カナダも外交ボイコット 米英豪に続き―北京五輪
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120900121&g=int
【ニューヨーク時事】カナダのトルドー首相は8日、来年2~3月開催の北京冬季五輪・パラリンピックに外交使節団を送らないと宣言した。選手団は参加する。主要国による同五輪の「外交ボイコット」表明は、米英とオーストラリアに続き4カ国目となった。
中国「まだ招待していない」英の外交ボイコット
https://nordot.app/841468158736449536?c=39550187727945729
【ロンドン共同】在英中国大使館は8日、来年2月の北京冬季五輪に英国が政府代表を派遣しない「外交ボイコット」を決めたことに対し「中国政府はまだ英政府の閣僚や高官を招待していない」との報道官談話を出した。
いいね!しよう