*BBC
イギリスで新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者数が激増しています。
11月27日に初めてオミクロン株の感染者が確認されたイギリスですが、それからオミクロン株の感染報告は急激に増え、この2週間で報告のあったオミクロン株の感染者は5000人を突破しました。
ロンドンだと新規感染者の4割がオミクロン株となっているほどで、近い内に半数を超える勢いだと報道されています。
イギリス政府は18歳以上の全ての国民にワクチン接種を呼び掛けていますが、ワクチン効果に疑問を投げかける声も多く、追加接種に反対する動きも起きていました。
WHO(世界保健機関)が発表した調査結果だと、2021年12月14日の時点でオミクロン株の報告があった国の数は77ヶ国となっていますが、実際にはもっと多い可能性が高いとして、世界の殆どの地域に拡散していると指摘されています。
オミクロン株の感染力はデルタ株の数倍とも言われているほどで、一般的な新型コロナウイルスよりも感染のリスクは高ものだとして、シッカリと個人レベルでウイルス対策をしておく必要性がありそうです。
イギリスでは新型コロナウイルスの変異ウイルス、オミクロン株の感染が拡大していることからワクチンの追加接種を強化していて、ロンドン市内のワクチンの接種センターには接種を受けに来た人たちの長蛇の列ができています。
イギリスでは変異ウイルスのオミクロン株の感染が急速に拡大していて、ジャビド保健相は、ロンドンでは感染者の4割余りをオミクロン株が占めていて、まもなく半数を超えるという見方を示しています。
オミクロン株、77カ国で確認 ほとんどの国に存在か=WHO
https://www.bbc.com/japanese/59661931
世界保健機関(WHO)は14日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が、すでに世界のほとんどの地域に存在しているだろうと警告した。オミクロン株への感染はこれまで77カ国で確認されている。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、感染が確認されていない多くの国にもオミクロン株がおそらく存在し、前例のない速さで拡大しているだろうと述べた。
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