*NHK
NHKのBS1で12月26日に放送された番組「河瀨直美が見つめた東京五輪」について、事実とは異なる不適切な内容があったとして、番組を制作したNHK大阪拠点放送局が陳謝しました。
問題となっているのは番組の中盤に出てきた報酬を貰って、東京五輪の反対デモに参加していると説明された男性で、その後に男性が反対運動に参加していた事実が確認されず、NHKが謝罪することになります。
朝日新聞の記事によると、実際の発言内容は「過去に(五輪以外の)複数のデモに参加したことがあり、金銭を受け取ったことがある」というような内容で、五輪の反対デモはあくまでも参加を考えているだけで、字幕の内容を大きく異なっていたとのことです。
この字幕は担当ディレクターが独自に補足取材した内容であり、NHKが悪質なねつ造報道をしているとしてネット上で批判を浴びています。
NHK、事実確認せず不適切字幕「金もらって」「五輪反対デモ参加」
https://www.asahi.com/articles/ASQ196WCCQ19PTFC004.html
昨年12月にNHK・BS1で放送した映画監督の河瀬直美さんらに密着したドキュメンタリー番組について、制作したNHK大阪拠点放送局は1月9日、「字幕の一部に不確かな内容があった」と明らかにし、陳謝した。番組に登場した男性について、報酬をもらって五輪反対デモに参加していると字幕で説明したが、実際に男性がデモに参加した事実は確認していなかったという。
NHKは同日夜、BS1で「映画製作などの関係者のみなさま、そして視聴者のみなさまにおわびいたします」などとする2分間の放送を流した。
どう考えても不適切だったのは「字幕」ではなく、「放送」でしょう。NHKは、「不適切放送」であった事をきちんと認め、改善策を公開すべきです。そうでなければ、何度でも同様の「字幕の間違い」が繰り返され、NHK放送それ自体を信じる事ができなくなってしまいます。https://t.co/cZllJWZISt
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) January 10, 2022
「河瀬さんの依頼で五輪反対を訴える市民らを取材していた別の映画監督に密着した」というが、
公式記録映画を作っている河瀬氏がどういう依頼をすると、五輪反対デモに出たかどうかわからない男性を匿名取材することになるのか理解できない。https://t.co/Yi0cbdMacH
— まさのあつこ (@masanoatsuko) January 9, 2022
普通、こんなこと書いたら作家なら名前をさらされるが、テレビ業界は,ディレクターやプロデューサー個人に責任を問わないのかな。
NHK、事実確認せず不適切字幕「金もらって」「五輪反対デモ参加」:朝日新聞デジタル https://t.co/UUMKce1tFv
— もりまゆみ (@yanesenkumatyan) January 9, 2022
つまりは、制作者の意図に沿う人物をわざわざ登場させたということではないかな。
それにしても、NHKは放送前のチェックが厳しいことで知られるのに、なぜ、当番組が問題視されずに放送されてしまったのか疑問が残る。https://t.co/6W0tLkHP5C
— 原田浩司/Koji Harada (@KOJIHARADA) January 10, 2022
この番組を観たが、この字幕テロップだけの問題ではない。この男性の話をなぜ流そうとしたのか。途中の試写段階で、なぜそのままだったのか。記事中の「思い違いや取材不足」というレベルではなく、ディレクターやプロデューサーの意図が不可解。もっと詳しい経緯説明が必要。https://t.co/ln764pK0pr
— WATAI Takeharu 綿井健陽 (@wataitakeharu) January 9, 2022
NHK側が監督たちに密着してるわけだから、監督たちも同じ被写体を撮ってるわけでしょう。NHKの言うように、監督らに責任はないという案件なら、私たちの取材と違う内容が放送されてる!って監督たちから抗議あるはずだが、あったのかな。あったように見受けられないのだが。https://t.co/qPI49MxECl
— 宮崎園子 (@sonoko_miyazaki) January 9, 2022
「不適切字幕」ではないでしょ。
こんなのでは説明になっていない。
で、その河瀬の手下の監督はなんて言っているの?
とういう意図でNHKに紹介したの?
説明になっていない。みんなで口裏合わせようとしてる。https://t.co/NoCotv78xH— 石田英敬 (@nulptyx) January 9, 2022
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