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政府がプライマリーバランスの目標維持と決定!経済成長の停滞がほぼ確定 藤井聡氏「日本は三流国家に確実に転落」


*官邸
岸田政権が国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を2025年度に黒字化する目標を維持すると決定しました。

プライマリーバランスは国債返済などの基準となる国の目標値であり、岸田首相は従来の政権の方針を引き継いで財政再建を推し進めると表明。

1月14日に官邸で行われた経済財政諮問会議では、「今回の中長期試算では、こうした取組により力強い成長が実現し、骨太方針に基づく取組を継続した場合には、前回同様、国と地方合わせた基礎的財政収支は2025年度に黒字化する姿が示される結果となり、現時点で財政健全化の目標年度の変更が求められる状況にはないことが確認されました」と述べ、財政健全化の基本方針に変更はないと強調し、コロナ対策と同時並行で国の財政を改善するとしていました。

また、状況に応じ必要な検証を行っていくとも発言し、経済成長と財政健全化の両方に取り組むとしています。

一方で、プライマリーバランスの目標達成には財政出動(経済政策)の抑制が必要不可欠であり、それによって国民への経済支援やコロナ対策費が縮小される恐れもあることから、財政健全化やプライマリーバランスの維持に反対する意見も噴出していました。
京都大学大学院教授の藤井聡氏は自身のツイッターで、「岸田さんはコロナ禍の今は危機じゃ無いと断定したという事」「コリャもうダメです…日本は三流国家に確実に転落です」などと触れ、岸田政権の経済政策に強く反発しています。

 

政府、プライマリーバランス25年度黒字化の目標維持へ
https://mainichi.jp/articles/20220112/k00/00m/020/309000c

政府は、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を2025年度に黒字化する財政健全化目標を維持する方針を決めた。複数の政府関係者が明らかにした。近く開く経済財政諮問会議で示す。
政府は21年6月に閣議決定した「骨太の方針」で、新型コロナウイルス感染拡大の財政への影響を検証し、21年度中に「目標年度を再確認」するとしていた。

 

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