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オミクロン株、短期間で重篤化と報告!症状の進行が早く 安川康介医師「入院患者を診るとただの風邪ではない」


*新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」について、その特性が徐々に分かってきました。
重症化率だけならばデルタ株の3分の1程度だと報告されていますが、オミクロン株に感染すると症状の進行が早く、ワクチンが切れた高齢者では一気に重篤化するケースがあるとのことです。

東京新聞の記事に掲載された鈴木基・感染研感染症疫学センター長の分析結果を見てみると、発症からの日数の中央値は重症で4日、死亡までは3日と短い傾向があり、デルタ株と比べて重篤化するのは早いと指摘されていました。

重篤化しない人も多いですが、同時に重篤化する時は一瞬なのがオミクロン株だと言え、現場で数多くの患者を診ている安川康介医師は、「新型コロナの入院患者を多く診ている医者で『新型コロナはただの風邪』と言っている人は僕の知る限り誰一人いません。この感染症のリスクを軽視する発言をするのは、入院患者を診ない医者や学者や芸能人達です」と述べ、オミクロン株であっても危険度が高いとコメントしています。

デルタ株よりも重症化率が低いとの単語だけが独り歩きしている印象で、オミクロン株の死亡率や重症化率はインフルエンザのような病気と比べて遥かに高く、安川医師が言っているように危険な病気である現実は変わらないです。

 

オミクロン株の特徴が明らかに 重症化率は低いが短期間で重篤化 高齢者には脅威
https://www.tokyo-np.co.jp/article/158067

 新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の特徴が、次第に明らかになってきた。第5波のデルタ株に比べ重症化率は低いものの、症状の進行が早く、ワクチン効果が薄れた高齢者には脅威となっている。感染ピークを越えた沖縄県では、高齢者の感染者の割合が増加。全国で同じ事態が広がれば、病床逼迫ひっぱくや緊急事態宣言発出が現実味を帯びる。(沢田千秋)

 

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