*BBC
アメリカの大手報道機関が2月16日にロシアのウクライナ侵攻が開始されるとの情報を報道しています。
情報源はアメリカ政府関係者の話で、ニューヨーク・タイムズなどはアメリカ当局がロシアのウクライナ侵攻計画に関する情報を入手し、それが2月16日だったと報道。
記者会見でアメリカの報道官は「ロシアが全く警告を出さずに動くことは十分あり得る」と述べ、具体的な日付への言及は避けましたが、可能性としてはあり得ると強調していました。
一連の情報を受けてウクライナの首都キエフでは大通りから人の姿が消え、安全だとされる西側に移動する人が続出しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領はパニックにならないように冷静な行動を呼び掛け、「私たちはこの日を連帯の日にする」と宣言しました。
ウクライナ国外に避難した各国関係者らにも戻るように促していますが、ウクライナ離れの動きはさらに加速しています。
ウクライナとしては外国人らがある種の盾になるため、大切な外国人が消えることでロシアの攻撃が早まることを恐れ、パニック防止の観点も合わさって帰国を求めている形です。
ウクライナ侵攻は「16日」か? 米国で報道相次ぐ、ロシアによる偽情報の可能性も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/160319
【ワシントン=吉田通夫】ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシアによる侵攻は「16日と言われている」と述べ、逆に「(国民の)団結の日にする」と語った。情報源は明かさなかったが、米国ではロシアによる16日の侵攻の可能性を指摘する報道が相次いでいる。同氏は「パニックを招く」と不快感を示しており、国民に団結を呼び掛けて落ち着かせる狙いがあるとみられる。
ウクライナ大統領、16日の「国民結束」呼び掛け 侵攻の報道巡り
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2KJ28W
[モスクワ/キエフ 14日 ロイター] – ロシアが16日にウクライナ侵攻を開始する可能性があると一部の欧米メディアが報じる中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、この日に国旗を掲げ、国歌を斉唱して結束を示すよう国民に求めた。当局者らの説明では、攻撃の日を予測しているわけではなく、報道への懐疑的な見方を表す意図があるとのことだが、緊張は一段と高まった。
いいね!しよう