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安倍晋三元首相、「核共有」の必要性を再び強調!「共産党の志位氏は空想にとどまって思考停止なのか」


*安倍晋三氏
安倍晋三元首相がアメリカの核兵器を日本と共有する「核共有」の必要性を再び強調しました。

NHKの記事によると、安倍氏は3月3日に派閥の会合で「わが国はアメリカの核の傘のもとにあるが、いざという時の手順は議論されていない」と述べ、NATO(北大西洋条約機構)を参考にして核共有の体制作りを議論するべきだと発言。
更に続けて、共産党の志位委員長が核共有を批判していることについても、「志位氏が言っていることは空想の世界だ。空想にとどまって思考停止なのかと感じる」などと指摘し、憲法9条が侵略行為を防ぐためにあるとする意見に不満をぶつけていました。

先日には自民党の高市早苗政調会長も非核三原則の見直しは考えるべきだと発言しており、安倍氏と歩調を合わせて核共有に前向きな持論を展開しています。

核共有を巡っては「そもそもアメリカが認めるのか」というような問題がある上に、アメリカが合意したとしても日本が自由に押せる核ミサイルのボタンを貰える可能性は低いと見られているところです。
二重ロックでアメリカの合意や許可が無ければ押せないような核のボタンになると思われ、世界情勢的にも「日本がいいなら」と同じような核共有を真似する国が増えるかもしれません。

核の間接的な拡散に繋がるリスクもあるわけで、中途半端な核共有をするくらいならば、しないほうが遥かにマシだと思われます。

 

「核共有」安倍元首相“現実直視し日本も議論進める必要ある”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220303/k10013511741000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

アメリカの核兵器を同盟国で共有する「核共有」について、自民党の安倍元総理大臣は、ウクライナが核共有を実施しているNATO=北大西洋条約機構に加盟していれば、ロシアの侵攻はなかったのではないかと指摘したうえで、日本も議論を進める必要があると強調しました。

高市氏、有事には核持ち込み容認を「日本守れない」
https://www.sankei.com/article/20220302-2ATKCDY6ABOHJAY4DGNFFTW6YY/

自民党の高市早苗政調会長は2日の記者会見で、非核三原則のうち核兵器を「持ち込ませず」との原則に関して、有事の際には例外を認めるべきだとの考えを示した。国民の安全が脅かされるような危機的な状況になったときに「核を搭載した米国の艦船を、日本に寄港も給油もさせないのか。領海通航も駄目では日本は守れない」と語った。党内で議論を検討する考えも示した。

 

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