
アメリカ政府内部でイラン戦争を巡る方針が大きく割れていることが分かりました。
4月2日にアメリカのトランプ大統領はパム・ボンディ司法長官を解任し、合わせてジョージ陸軍参謀総長も解任を決定。
ボンディ米司法長の解任は有力者たちの少女買春をまとめたエプスタイン文書公開の対応で不満があるとされ、ジョージ陸軍参謀総長はイラン戦争における地上部隊派遣でトランプ政権と大きな見解の相違があったとも報じられています。
元々、アメリカ軍の参謀はイラン戦争の拡大に否定的な意見が多かったとも報道されており、戦争拡大に走るトランプ大統領側と意見が何度も衝突していたとのことです。
今回の解任によって米軍内の怒りと不満が拡大していることが裏付けられたとも言え、米軍が大統領命令を拒否する可能性も浮上しています。
一方で、アメリカの情報機関は依然としてイランが数千機のドローンと多数のミサイル発射装置を保有していると報告。特にホルムズ海峡を狙っている沿岸防衛用の巡航ミサイルが多数残っているともまとめ、イラン軍の戦闘機や艦船は壊滅するも、重要なドローン設備やミサイル発射台は半数近くが無傷だとしていました。
トランプ氏、ボンディ米司法長官を解任 長年の盟友
https://www.bbc.com/japanese/articles/crm1vlnxwnvo
アメリカのドナルド・トランプ大統領は2日、パム・ボンディ司法長官を解任した。ボンディ氏はトランプ氏の長年の盟友で、トランプ政権を熱烈に支持してきた。
トランプ氏は自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、ボンディ氏が民間に「移行」すると明らかにした。移行先は「近い将来発表される」とした。
同時に、ボンディ氏が「国内各地で大規模な犯罪取り締まりを指揮し、素晴らしい仕事をした」とし、長官としての成果をたたえた。
ヘグセス米長官、陸軍参謀総長を解任 人事で確執か 求心力に影響も
https://www.asahi.com/articles/ASV430H2TV43SFVU05WM.html
米国防総省は2日、ジョージ陸軍参謀総長が2日付で退任すると発表した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、ヘグセス国防長官が軍の人事政策などを巡りジョージ氏に不満を抱き、解任した。米軍内に「怒りと不満」が広がっているといい、米軍がイランに対する攻撃を続けるさなか、ヘグセス氏の求心力や軍上層部の統制に与える影響が注目される。
イランは相当なミサイル発射能力をなお保持、ドローンも数千機残存 米情報機関評価 CNN EXCLUSIVE
https://www.cnn.co.jp/usa/35246011.html
(CNN) 米国とイスラエルは5週間にわたって連日イランの軍事目標への攻撃を続けているが、米情報機関の最近の評価によると、ミサイル発射装置のおよそ半数は無傷で、片道攻撃ドローン(無人機)も数千機が残存していることが分かった。事情に詳しい情報筋3人がCNNに明らかにした。
情報筋の1人はイランについて、「地域全体に甚大な混乱をもたらす態勢を十分に保っている」と指摘した。
米情報機関による評価の総数には、攻撃を受けて地下に埋もれたものの、破壊はされていない装置など、現在は使用不可能な発射装置が含まれている可能性がある。
情報筋2人によると、今回の諜報(ちょうほう)では、イランのドローン能力の約半分に当たる数千機のドローンが残存していることが示された。沿岸防衛用の巡航ミサイルも大部分が無傷とされるが、これは米国が船舶への攻撃を行っているものの、沿岸部の軍事施設に対する集中的な空爆は行っていないことと整合する。イランがホルムズ海峡を通過する船舶を脅かすうえで、こうしたミサイルは重要な能力となっている。

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