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停戦交渉でロシア側が譲歩か ロシアのほぼ全軍が停止、ウクライナで大きな進軍無し 軍隊を維持したままの中立国案も


*BBC
ウクライナとロシアの停戦交渉で大きな動きがあったことが分かりました。

これまでロシア側はウクライナの武装解除と中立化しか認めていませんでしたが、3月15日までに行われた停戦交渉でウクライナがオーストリアやスウェーデンのような中立国になる案が提示されたとのことです。
この妥協案ではオーストリアとスウェーデンのようにNATO(北大西洋条約機構)には所属せず、EU(欧州連合)とのやり取りは認める方向に鳴っていると報じられています。
ロシアのラブロフ外相も「具体的に立案されている。合意が近いと思う」とコメントし、ウクライナの中立的地位が安全保障が同時に保障されている内容だと評価していました。

ただ、ウクライナ側は親ロシア派が抑えている東部2州やクリミア半島からのロシア軍撤退を求めており、この点でロシアが妥協するかは怪しいと見られています。

この2日間はロシア軍の地上部隊に大きな動きは見られず、停戦交渉の推移を見守りながら部隊の再編を行っている可能性が高そうです。
首都キエフへの総攻撃もまだ消えていないことから、停戦交渉が決裂となった場合も考えると思われます。

 

ウクライナでロシア軍の動きがほぼ停止=英国防省情報当局
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-intelligence-idJPKCN2LE0QL

[ロンドン 17日 ロイター] – 英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。ロシア軍は甚大な損失を被り続けているという。

<和平交渉は譲歩の兆し>
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKCN2LE02L

ゼレンスキー大統領は、ロシアとの交渉が「より現実的」になっているとし、ロシアのラブロフ外相も現在議論されている提案での「合意が近い」との認識を示している。

ロシアは16日、ウクライナとの和平交渉で、ウクライナがオーストリアやスウェーデンのような立場にとどまることが妥協案として検討されていると明らかにした。オーストリアとスウェーデンは欧州連合(EU)加盟国だが、NATOには加盟していない。

 

 

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