ロシアのウクライナ侵攻を受けて、台湾有事を懸念する声が高まっています。
ウクライナは国際社会に国として認められており、一般的に台湾よりも軍事侵攻は難しいと言われていました。
ウクライナと比べて台湾を国として認めていない国が多く、そのような背景から国連やEUのような組織はウクライナ以上に支援が難しいと見られているのです。
更に問題となっているのはアメリカがウクライナ侵攻で軍事介入を全くしなかった点で、少なくともアメリカと正式な軍事同盟を締結しなければ、アメリカの直接支援が期待できないと証明してしまったことも大きいです。
週刊文春の記事によると、日本の自衛隊は有事に備えて諸外国の徴兵制度と同じような「緊急募集」を行う可能性があるとしていますが、このまま台湾有事から日本も巻き込まれる展開になると、そのようなことも否定は出来ない情勢となっています。
また、日本が介入した際にアメリカがどこまで動くかも不透明で、かつて無いほどに中国が台湾侵攻をやりやすい国際情勢になってきたのは間違いないです。
ウクライナをモデルケースとして中国政府が本格的に分析を開始したとの報道もあり、日本はあらゆる事態を想定して、国家規模の対応を今から準備する必要があります。
「台湾・尖閣 有事誘発を懸念」75% 共同調査
https://www.sankei.com/article/20220320-3FPTXI37U5K7FEYVMDMB7POVDA/
ロシアのウクライナ軍事侵攻を受け、中国も同様な動きに出る可能性があるとして台湾は警戒を強めている。 pic.twitter.com/kReSUm1rSD
— ロイター (@ReutersJapan) March 17, 2022
「第三次世界大戦に他国を巻き込むな。ウクライナ降伏しろ」という意見が多く見受けられます。世界大戦は絶対阻止せねばなりませんが、この戦いは自由主義と専制主義との戦いでもあります。露の勝利で終われば台湾有事、日本有事の可能性も高まる。力による現状変更の成功例を作ってはなりません。
— 三浦マイルド (@miuramildinfo) March 21, 2022
これは興味深い。台湾有事、沖縄有事の際、中国で国防動員法が発動され、日本企業の在中資産が奪取された場合、どういう対応を行うのだろうか? pic.twitter.com/ZypweK51mP
— Koji Hirai 平井宏治 (@KojiHirai6) March 20, 2022
ドイツは、例えウクライナがロシアに占領されたとしても、まだ安全保障上の緩衝国が存在するため、侵攻してから政策を転換しても時間的猶予がある。一方で、台湾有事については、中国が台湾を占領した場合、日本はそのような緩衝なしに中国と対峙しなければならないことを忘れてはならない。
— 佐々木 れな/ Rena Sasaki (@rena_in_dc) March 18, 2022
「ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ドイツはロシアへの政策を大転換させ、国防費を増やし、ウクライナを武装させるという前代未聞の措置を取った。台湾有事は、東京にWW2以来の戦闘的役割を受け入れさせ、場合によっては防衛政策を急速に変化させる可能性がある」との論考。https://t.co/lQEtO76aLC
— 佐々木 れな/ Rena Sasaki (@rena_in_dc) March 18, 2022
ウクライナとロシアとの停戦交渉に、中国の仲介を期待しましょうなんて事を言い出す人がいますが、国際情勢を見れば、それがあり得ないことぐらい分かります。中国は今、台湾有事を想定して軍事強化をしているんですよ、ロシアとおんなじ事をしようとしてる国が、どうロシアを説得できるんでしょうか?
— フィフィ (@FIFI_Egypt) March 15, 2022
ウクライナ側のSNSでの発信を見ていると、表現の自由が保証されてる国はつえーよな。となる。台湾有事の際はどうなるだろ。海底ケーブル切られる?
— ぐり@関賢太郎 航空軍事記者 (@gripen_ng) March 19, 2022
愚かな独裁体制が続くのか、集団指導体制に戻るのか、日本や周辺諸国にとって、どちらが良いのかは分かりません。ただどちらにせよ「一つの中国」という主張は変わらないでしょうから台湾有事は何らかの形で絶対に起きます。台湾有事は日本有事。みんな腹くくりましょうね。https://t.co/UUI5kGD8fD
— 三浦マイルド (@miuramildinfo) March 18, 2022
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