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大量の機雷、設置したのはウクライナとロシアどっち?アフリカ連合がウクライナに機雷除去要請 穀物輸出に深刻な影響


*BBC
ウクライナ南部の沿岸沿いに大量の機雷が設置されて穀物輸出が止まっている問題で、アフリカ連合(AU)がウクライナに対して機雷除去を要請したことが分かりました。

AFP通信によると、アフリカ連合の議長国であるセネガルのサル大統領は6月9日に「アフリカ大陸を破壊する深刻な飢饉(ききん)となる」と主張し、ウクライナ政府に向けて南部オデッサ沖の機雷を除去するように求めたとのことです。
この機雷を設置したのはウクライナ軍だと見られていますが、その周囲はロシアの黒海艦隊によって囲まれ、機雷を除去した場合はロシア海軍がオデッサ南部に攻撃を仕掛けてくる恐れがあると言われています。
すでにウクライナ戦争以前からロシアは何度か取り決めや協定を無視した攻撃をしていることもあって、ウクライナ側は機雷除去に後ろ向きな情勢となっているところです。

また、ウクライナ軍が持っていた機雷除去用の軍艦はほぼ全てが破壊されており、ウクライナ政府が機雷除去に合意しても作業が出来ないのが実情となっています。
お互いに信用していない戦時下で機雷除去を行うのは非常に難しく、このままだとアフリカの穀物危機は長引く可能性もありそうです。

 

ウクライナに機雷除去要請 「アフリカで飢饉起きる」―AU議長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022061000239&g=int

【ダカールAFP時事】アフリカ連合(AU)議長国セネガルのサル大統領は9日、ウクライナに対し、南部オデッサ沖の機雷を除去するよう要請した。フランス・メディアの取材に答えた。ウクライナからの穀物輸出が再開されなければ「アフリカ大陸を破壊する深刻な飢饉(ききん)となる」と訴えた。

〈独自〉ウクライナ穀物輸出、G7が代替ルート確保へ 露の封鎖回避
https://www.sankei.com/article/20220609-TMWSKYWFD5NLJBDTRXFHJOFUII/

ロシアによる黒海の港湾封鎖に伴いウクライナの穀物輸出が滞っている問題を受け、今月下旬にドイツで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、日本政府がG7とともにルーマニアを経由する代替輸出ルートの確保に向けた支援を検討していることが分かった。食料危機にひんしている中東・アフリカ諸国への支援も検討しており、成果文書に盛り込む方向で調整している。政府関係者が9日、明らかにした。

 


 

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