*総務省
総務省が発表した最新の消費者物価指数で、日本における物価高騰(インフレ)が強まっていることが明確になりました。
家庭で消費する物やサービスの値動きを示している「消費者物価指数」は5月の数字が2.1%の増加となり、政府・日銀が目標としていた2%を達成。
この2%目標は安倍政権時代に決められ、物価がこのペースで上昇すれば、日本全体の景気も改善するとして定められたものです。
消費者物価指数の上昇は9ヶ月連続で、これに社会保険料や住宅価格などの要素も追加した場合、10年間で15.4%の上昇になるとも推計されています。
分野別だとエネルギー価格の上昇が目立ち、電気代の18.6%やガソリン代の13.1%などエネルギー全体の上昇幅は17.1%を記録していました。
しかも、ウクライナとロシアの戦争が止まらなければ、さらなる値上げが予想されているわけで、賃金を大幅に増やすか政府が減税などの支援策をしなければ、日本経済は深刻な打撃を受ける可能性が高いです。
5月 消費者物価指数 前年同月を2.1%上回る 2%超は2か月連続
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220624/k10013686281000.html
家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる先月・5月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月を2.1%上回りました。政府・日銀が目標としてきた2%を超えたのは、2か月連続です。
総務省が発表した先月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が2020年を100として、101.6となり、去年の同じ月を2.1%上回って、9か月連続で上昇しました。
上がらない賃金「日本だけが異常」 求められる政策の検証<参院選・くらしの現在地①
https://www.tokyo-np.co.jp/article/183402
大和証券の末広徹氏は、上昇を続ける社会保険料や住宅価格など、総務省の消費者物価指数の公表値(生鮮食品を除く総合)に含まれない要素も加えた「実感に近い」物価指数を作った。12年平均と比較した22年4月の物価は公表値の6.6%の上昇を超える15.4%の上昇。この実感に近い物価に基づいて算出した実質賃金は、同期間で11%も減っていた。
末広氏は「実質的な賃金がこれだけ目減りしては、家計が値上げを許容できないのは当然」と解説する。
食材価格高騰 給食は安い食材へ切り替えなどで対応 愛媛 西条
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220624/k10013686701000.html
食材の仕入れ値が高騰する中、愛媛県西条市の給食センターは食材を安いものに切り替えるなどして対応しています。
ものの値段がどんどん上がっています。電気代、ガソリン代といったエネルギー価格。食料価格も23年6か月ぶりの記録的な上昇。一方で、実質賃金は、上がるどころか下がっている。この現状を変えたいんです。
5月 消費者物価指数 前年同月を2.1%上回る 2%超は2か月連続https://t.co/IoTtnpONpf
— 立憲民主党🕊 (@CDP2017) June 24, 2022
・消費税減税を否定
・ガソリン税減税を否定
・現金一律再給付を否定
・年金を減額
・高齢者の医療費窓口負担を倍増
・インボイス制度を強行
・国民に投資を勧める
・節電で1ヶ月につき数十円のポイントを付与
・11兆円以上のコロナ予備費を使い込む岸田首相はあまりにも酷過ぎる。
— 大神 (@ppsh41_1945) June 22, 2022
5月の消費者物価指数、前年同月比を2.1%上回る。2ヶ月連続の2%超え。
一方、4月の実質賃金は前年比1.2%減、年金は4,5月分から0.4%減額。くらしが厳しいのは当然のこと。
政府も日銀も、それでも「アベノミクスは道半ば」と異次元の金融緩和を続け、消費減税も拒むつもりか。https://t.co/kXVPsxXlP4— 山添 拓 (@pioneertaku84) June 24, 2022
自民党政権で円安は進み、実質賃金は下がり続けている中、物価高が止まりません。暮らしは深刻です。すぐに消費税減税を時限的に5%減税、賃金の引き上げ、インボイス制度は廃止するべきです。
5月 消費者物価指数 前年同月を2.1%上回る 2%超は2か月連続 | NHK https://t.co/Z3r41x2hgb
— 福山哲郎・立憲民主党 (@fuku_tetsu) June 24, 2022
5月 消費者物価指数 前年同月を2.1%上回る 2%超は2か月連続
国賊黒田・国賊日銀は何をやっている!物価が2%を超えてまだ円安インフレを放置する気か!https://t.co/4nrT63VqPf
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 24, 2022
消費者物価指数は総合で2.5%、コアCPIで2.1%、コアコアCPIでも0.8%です。つまりアベノミクスの物価上昇目標は既に達成された訳ですが全く景気は良くなっていません。要するにアベノミクスは失敗に終わったのであり、あれこれ理屈をつけて言い訳せず、もう終わりにする時です。https://t.co/DU8IBAnXYs
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) June 24, 2022
消費者物価指数の中身:同じエネルギー関連でも、ガソリン代と電気代で明暗
①ガソリン代は政府の価格抑制策(基準価格を1㍑168円とし、 石油元売りへ上限35円の補助金支給)で足元は上昇一服。
②電気代は今後、節電ポイントを実施するが、①に比べて力不足の感。「節電より発電」の観点が弱い。 pic.twitter.com/gbDJRqmc6H— 滝田洋一(日本経済新聞) (@yoichitakita) June 25, 2022
この試算はなるほど感あるなhttps://t.co/pluFZFLyg5
(過去10年間での物価上昇について、消費者物価指数では6.6%だが、そこには社会保険料等の高騰は考慮されてないので、それらを含めれば実態の物価上昇はもっとキツいよという話) pic.twitter.com/kH9pzBOLOd
— リンドウ (@rindoh) June 14, 2022
欧米の消費者物価上昇率は8%以上、日本は2.1%。岸田氏は日本は低いと胸を張る。しかし日本人の実感は違う。
直近の日銀調査:1年前に比べ物価は何%程度変化したか?答えは6.6%だ。ガソリン代は10%上がった。岸田氏は人々の実感インフレをわかってない。#インフレ #参院選https://t.co/zfxNca1sxc— 及川幸久@MJGA💎 (@oikawa_yukihisa) June 24, 2022
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