*野村総研レポート
政府が初の「電力需給ひっ迫注意報」を発令しましたが、それに合わせてエアコンよりもテレビを消したほうが大きな節電効果を期待することが出来るのではないかとするレポートが話題になっています。
これは野村総研が2011年頃に発表した調査報告書で、報告書には節電の期待効果量として「液晶テレビを消す」が220Wと記載され、「エアコンを1台止める」の130Wよりも大きな効果が期待出来ると書いてありました。
このレポートがネット上では「エアコンよりもテレビを消せば節電できる!」「マスコミが報道しない事実だ!」などと一気に拡散されており、大手SNSや掲示板などで注目を集めています。
ただ、報告書の記載だけだとテレビやエアコンのサイズは分かっておらず、サイズ差や10年前ということを考慮すると、そのまま報告書の数字を鵜呑みに出来るわけではありません。
ITジャーナリストの篠原修司さんも「数値はあくまでも平均値ですが、テレビは50インチ(50型)未満であればエアコンよりも消費電力は小さいです」と言及した上で、熱中症などの健康上の観点からエアコンよりもテレビを優先して消すべきだとまとめていました。
数字的に差はあってもテレビを消したほう良いとする事実は変わらず、エアコンの設定温度を無理に厳しくするよりも有効な節電方法だと言えるでしょう。
黙殺された野村総研の“TV消せばエアコンの1.7倍節電”報告
https://www.news-postseven.com/archives/20110810_28053.html?DETAIL
「こまめに電灯を消そう」「エアコンの設定温度を28度に」――テレビのワイドショーでは、様々な節電方法が連日紹介されている。その一方で、黙殺され続けている一番効果的な節電方法がある。
それはズバリ「テレビを消すこと」だ。
2022年、テレビは危機的状況を迎えている
「どの局も個人・世帯視聴率ともにワースト記録を更新し続けている」🤣 https://t.co/Pl264AHwZGそこへ猛暑&節電の追い打ち
テレビを消せば、エアコンの1.7倍の節電🤣 🤣テレビ消す220W
エアコン止める130Wこの夏はテレビを消そう🤣 テレビを捨てろ pic.twitter.com/H7v76oBq8v
— 銀金原油株$金利 XAG XAU Dow EUR GBP 10y Yield (@silverdowgold) June 27, 2022
大事な事なので拡散希望‼️
テレビを消せばエアコンの1.7倍の節電になる‼️
テレビを消せばエアコンの1.7倍の節電になる‼️
テレビを消せばエアコンの1.7倍の節電になる‼️#節電のためにテレビを消そう https://t.co/5LB1XzO2Qx— ワサにゃんママ#FreeSpeech (@pIvPeEsZkB1BLLr) June 27, 2022
「TV消せばエアコンの1.7倍節電」バズってますが色々問題あり。機種や使用条件で差が激しいので単純比較できない。
エアコン130Wの元データはこれ。冷房期間 (5/23~10/4)の全時間平均であることに注意(10畳用・省エネタイプ) https://t.co/kSd8O7yRtd
2011年当時の解説→https://t.co/e1W3qXPa6T— ネット上の情報検証まとめ (@jishin_dema) June 28, 2022
テレビを消せば、エアコンの1.7倍の節電
テレビ消す220W
エアコン止める130W節電の呼びかけで墓穴ほってテレビが対象にとられてて笑った!
というかテレビみたいな洗脳装置とか元から害しかないから節電関係なく消した方がいいよ! pic.twitter.com/CFtMydgaVL— 亀石優 (@KameishiU) June 27, 2022
「テレビを消すとエアコンの1.7倍もの節電効果がある」の当時の火元はおそらくボクなので、
11年前の自分の罪を償うために書きました。「テレビ消せばエアコンの1.7倍節電」は誤り。2021年時点ではどちらも「大きさや種類による」https://t.co/4lPyH9wiKZ
— 篠原修司 (@digimaga) June 28, 2022
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