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れいわ・山本太郎代表、安倍元首相の国葬に反対表明!「法的根拠が存在していない」「神格化されるような国葬」 #れいわ新選組


れいわ新選組の山本太郎代表が安倍晋三元首相の国葬に反対を表明しました。

れいわ新選組は公式ホームページ上で見解を発表し、安倍元首相に改めて哀悼の意を示した上で、国葬に反対する理由は大きく2つあると掲載。
まず1つ目の反対根拠として、「現在の日本において、国葬を実施する法的根拠が存在していないことである。1947年に国葬令が失効して以降、国葬を行う法的根拠はない」と述べ、国会での議論や国民が納得できるような法的根拠が必要になると強調していました。

更に続けて、岸田首相が国葬を決定した具体的な理由に問題があるとも触れ、「安倍元総理が日本経済の再生を実現したとは到底言えない。長引く不況のさなか、2度に渡る消費税増税を断行したのは安倍政権である」「政治家の非業の死と、生前の政治的評価とは分けて論ずるべきである」「だからこそ、国葬という形でこれまでの政策的失敗を口に出すことも憚れる空気を作り出し、神格化されるような国葬を行うこと自体がおかしい、と私たちは考える」と声明文を締め括っています。

れいわはかなり早い時期に安倍晋三元首相の国葬に反対するとの見解を発表しており、立憲民主党の泉健太代表が7月15日に触れたことを考えると動きが早いです。

ちなみに、泉健太代表は「安倍元総理が銃弾に倒れ、まだ1週間です。今はまだ、元総理に対する毀誉褒貶も、政府の悼み方についても様々な情報が巡り、議論が湧き上がる時期。岸田総理が政治的に急ぎ過ぎたことが混乱を招いています。政府は追悼のあり方を熟考すべきです」と発言しただけで、それ以上に踏み込んだ発言は慎重な姿勢を維持しています。

 

【声明】安倍元総理の葬儀を国葬で行うという政府の決定について(れいわ新選組 2022年7月15日)
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/12485/

凶弾に倒れた安倍晋三元総理大臣に改めて哀悼の意を表します。
言論に対する一切の暴力行為を許容しない、とれいわ新選組は宣言する。

本題に入る。

元総理大臣の葬儀を国葬で行うという政府の決定について、私たちは強く反対する。その理由は大きくは2点に集約できる。

理由の1つ目は、

現在の日本において、国葬を実施する法的根拠が存在していないことである。
1947年に「国葬令」が失効して以降、国葬を行う法的根拠はない。
仮に政府が「国民葬」のようなものを提案するのであれば、国民全体が納得いく根拠を示し、
国会においても議論を行うことを大前提にすべきである。

一方で、 安倍元総理の政策について肯定的に評価する意見があることは理解する。
安倍元総理の功績を評価する方々が、葬儀の場でその功績をたたえることは広く認められるべきであろう。

しかし、それを国葬として行うことは筋違いである。
支持者や、特定の宗教団体や党の関係者主催の葬儀を行えばよく、
国葬という形をとる必要は全くない。

理由の2つ目は、
岸田総理が閣議決定で国葬を決定するとした理由の具体的な内容である。
岸田総理は
「日本経済の再生、日米関係を基軸とした外交の展開、東日本大震災からの復興」
の3点を上げている。

 

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