岸田文雄首相が10月3日に秋の臨時国会を招集する方向で調整していることが分かりました。
NHKの記事によると、岸田首相は今月27日に安倍晋三元首相の国葬を終えた後に臨時国会を招集する意向を固め、10月3日の招集を軸にして調整を行っているとのことです。
与党側にも岸田首相は伝達しているとして、そこで新型コロナウイルスの対策縮小や補正予算案、憲法改正に向けた調整を行う見通しだと報じられています。
一方で、野党側は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と与党の関係や国葬の必要性を追及することになると見られ、政府が何処まで踏み込んだ説明をするのかに注目が集まっているところです。
秋の臨時国会 来月3日に召集の方針 与党側に伝達 政府
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220916/k10013820701000.html
秋の臨時国会について、政府は、来月3日に召集する方針を固め、与党側に伝えました。
先の内閣改造後、初めての国会となり、物価の高騰を受けた経済対策や旧統一教会と政治家との関係などをめぐって与野党の論戦が交わされる見通しです。政府は、今月27日の安倍元総理大臣の「国葬」が終わったあと、今後の感染症危機に備える法改正などを図るため、速やかに臨時国会を召集したいとして、与党側と調整を進めていました。
いよいよ秋の臨時国会が始まる
自民はCDCとWHOの日本上陸に合わせ感染症法改正案を提出しますが、これで一般病院の野戦病院化や強制隔離施設設置など政府はより強固な私権制限を伴う措置命令の発令が可能となります
改憲発議と感染症法改正は絶対に阻止しなくてはなりませんhttps://t.co/9wX7p6HfXG
— 野田CEO (@nodaworld) September 17, 2022
「国葬に反対なら、次の選挙で勝ってみろ」という人がいますが、選挙の判断材料となるのは国会での説明と審議です。
国葬を議論に含む形で臨時国会召集要求があったのですから、当然国葬前に召集すべきなのに、岸田内閣は怠った。
つまり国葬は、憲法53条違反の状況で行われるのです。
— Shin Hori (@ShinHori1) September 17, 2022
「来月には臨時国会も予定されている」ーー前々から10月召集と決まっているかのような口ぶりだが野党が憲法53条に基づき召集を求めたのは8月のこと。「国葬」強行ではなく国会を速やかに開くべきだ。
補正予算案提出は11月との報道もあるが、予算委員会はそれを待たず直ちに!https://t.co/tsetBulO1p— 山添 拓 (@pioneertaku84) September 15, 2022
岸田内閣は10月3日に臨時国会召集を行うとされていますが、召集要件を満たしたのが8月18日です。召集要求から1ヶ月以上経ってからの召集決定は到底「臨時」とは言えません。
正当な理由がないのに召集時期を不当に引き延ばす事は憲法違反ですよ🙄
— 法學院狂魔 (@Adepteater029) September 15, 2022
日本国憲法53条に従い
岸田内閣は臨時国会召集を「決定」するのみ。
そうすれば、天皇が国事行為として
国会を「召集」する。岸田内閣は、ここを止めている。
( 天皇の国事行為としての「召集」を妨げている )
憲法違反である。許してはならない。— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) September 11, 2022
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