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少子高齢化なのに学校の「いじめ」が過去最多61万件に!不登校の生徒も24万4940人で最多更新 SNSいじめなども複雑化


文部科学省が把握している教育機関におけるいじめ行為の件数が過去最多を更新しました。

共同通信社とNHKの報道記事によると、全国の学校から報告があった昨年度のいじめ件数は61万5351件となり、その前の年と比べて9万8000件ほど認知件数が増えたとのことです。
いじめの中でも自殺や不登校などが発生した「重大事態」も705件となり、過去2番目に多くなっていました。

また、2021年度に30日以上欠席した不登校の児童生徒は24万4940人で、人数と増加比率の両方で過去最多を更新しています。
文部科学省は新型コロナウイルスの影響があると分析していますが、少子高齢化で子供の数が減っていることを考えると、新型コロナウイルスだけでは説明することが難しいほどに伸び率が凄まじいです。

従来のいじめと違ってTwitterやLINEのようなSNS(ソーシャルメディア)を使ったいじめ行為も増え、中には自殺まで追い詰められるケースも多数報告されています。
複雑化するいじめ行為に大人の認識が全く追い付いていないのが現状で、学校や文部科学省が把握している60万件ですら氷山の一角ではないかと言われているところです。

 

小中の不登校が急増、24万人 コロナ禍、いじめも最多61万件
https://nordot.app/958277853009805312

全国の国公私立小中学校で2021年度に30日以上欠席した不登校の児童生徒は24万4940人となり、20年度より24.9%(4万8813人)増えて過去最多だったことが27日、文部科学省の問題行動・不登校調査で分かった。増加割合も最も大きい。小中高校などが認知したいじめは19.0%増の61万5351件で最多。小中高生の自殺は47人減って368人となった。

昨年度 全国の学校が把握した「いじめ」 61万件超 過去最多に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221027/k10013872121000.html

全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は61万件を超え、過去最多となったことが文部科学省の調査でわかりました。

文部科学省が27日発表した昨年度の調査結果によりますと、
認知されたいじめの件数は
▽小学校が50万562件、
▽中学校が9万7937件、
▽高校が1万4157件、
▽特別支援学校が2695件の
合わせて61万5351件で、コロナ禍で一斉休校が行われた前の年度より9万8000件余り増え、過去最多となりました。

 

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