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企業労働者、57.4%が賃金以上の物価上昇と回答!事実上のスタグフレーション 賃金の方が上昇したは1割以下


連合総研が行った労働力の調査で、労働者の多くが物価の上昇に賃金の上昇が全く追い付いていないと回答したことが分かりました。

これは労働団体「連合」の調査機関が男女2000人の労働者を対象にして行ったもので、「物価の上昇の方が賃金の伸びより大きい」と回答した人が57.4%となり、賃金の方が大きく伸びたとの回答7.7%と比べて倍以上の差が出ています。
「ほぼ同程度」との回答も15.6%ほどありましたが、6割近い労働者の方が物価上昇の強い影響を実感している結果となりました。

また、暮らしに関しても調査を行ったところ「昨年と比べて暮らしが良くなった」と回答した方は7.1%だけで、「悪くなった」が34.8%となっています。
賃金の上昇が物価上昇に全く追い付いていないことを示していると言え、事実上のスタグフレーションが日本全体で深刻化していると見たほうが良さそうです。

 

連合総研
https://www.rengo-soken.or.jp/work/%E7%AC%AC44%E5%9B%9E%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E8%80%85%E7%9F%AD%E8%A6%B3%2820221031%29.pdf

働く人の6割近く“物価上昇に賃金追いつかず” 連合総研が調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221031/k10013875731000.html

物価の高騰が続く中、労働団体「連合」の研究機関が行った調査で、企業で働く人の6割近くが物価の上昇に賃金の伸びが追いついていないと回答しました。

調査は「連合総研」が首都圏や関西圏の企業で働く20歳から64歳までの男女2000人を対象に、年に2回行っていて、31日は10月の結果が公表されました。

それによりますと、物価と賃金の状況を1年前と比較して聞いたところ、
▽「物価の上昇の方が賃金の伸びより大きい」と回答した人が57.4%と、6割近くを占めました。

 

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