*ヒアリ環境省
強い毒性を持っている特定外来生物「ヒアリ」が岡山県井原市で過去最多となる1万匹以上も発見されたことが分かりました。
環境省の発表だと、ヒアリが発見されたのは民間事業者の敷地内に置いてあるコンテナで、1万匹以上のヒアリと繁殖可能な女王アリ4匹が確認されたとのことです。このコンテナは9月15日にベトナムのホーチミン港から出航し、香港を経由して10月12日に日本の福山港に到着。
10月25日の開封作業で多数のアリが確認されたことでコンテナの閉鎖を行い、そのままコンテナは福山港に返送されたとのことです。
それから環境省と専門家の調査によってアリの正体がヒアリだと確認され、コンテナ内部のの燻蒸殺虫処理を実施することになりました。
経緯報告は以下の通り。
9/15(木)
ベトナムのホーチミン港から当該コンテナを積載した船舶が出航。
9/18(日)
経由地の香港港に到着。
10/3(月)
別のコンテナ船に積み替えられ、香港港を出港。
10/12(水)
福山港に入港し、コンテナを陸揚げ。
10/25(火)
福山港から陸路にて岡山県井原市の民間事業者敷地へ搬入。
コンテナを開封したところ、多数のアリを確認したため作業を中断し、直ちにコンテナを閉鎖して、コンテナ外にこぼれ落ちた個体を殺虫処理。コンテナは福山港に返送され、福山港周辺の事業者敷地に蔵置。
10/26(水)
中国四国地方環境事務所により、岡山県井原市の民間事業者敷地の確認調査を実施し、ヒアリの確認はなし。福山港周辺の事業者敷地において、蔵置されているコンテナを確認したところ、周辺に逸出している十数個体を確認し、殺虫処理。
10/27(木)
環境省が専門家に同定を依頼。
10/28(金)
荷主により当該コンテナ内部の燻蒸殺虫処理を実施。その際に、コンテナ内部で10,000匹以上のアリを確認。
10/31(月)
専門家が当該アリについて、ヒアリであることを確認。
現時点で移動ルートや他のコンテナにもヒアリが存在しているかどうかは調査中となっており、場合によってはさらにヒアリの数が増える可能性もあるとされています。
環境省は公式ホームページを通して、「ヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナのどの箇所にどの程度の生きたアリがいるか等、状況を確認してください」と呼び掛け、一般人の方にもヒアリと思われるアリを発見した時にヒアリ相談ダイアル(0570-046-110)への通報を求めていました。
岡山県井原市におけるヒアリの確認について(令和4年10月19日福山港ヒアリ確認についての続報)
https://www.env.go.jp/press/press_00797.html
<岡山県、広島県同時発表>
令和4年10月25日(火)に福山港から岡山県井原市の民間事業者敷地内に運び込まれたコンテナからアリが発見され、専門家による同定の結果、特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせいたします。
本件は、令和4年10月19日(水)報道発表のとおり、広島県福山港でヒアリが確認されたことを受けて、発見箇所周辺に置かれていたコンテナについて注意喚起を行っていたところ、ベトナムを出港して香港港を経由し、福山港で陸揚げされ、陸路で岡山県井原市の事業者敷地に搬入されたコンテナの開封時に多数のアリが確認されたものです。
当該コンテナは直ちに閉鎖し、コンテナ外にこぼれ落ちた個体は直ちに殺虫されました。福山港に返送された後にコンテナ内の殺虫作業を行った際には、女王アリ4匹以上を含むヒアリ10,000匹以上が発見されました。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和4年11月2日(水)現在で今回事例を含め18都道府県、計92事例です(今年度8事例目)。
国内最多、ヒアリ1万匹以上 岡山で確認―環境省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022110201067&g=soc
環境省は2日、岡山県井原市の民間事業者の敷地内に運び込まれたコンテナから、強い毒性を持つ特定外来生物「ヒアリ」1万匹以上を発見したと発表した。繁殖可能な女王アリは少なくとも4匹見つかった。これまで確認、発表されたヒアリの数としては国内最多。殺虫処理を行っており、同省は「定着はしていない」としている。
福山港のコンテナからヒアリ1万匹
もしヒアリ刺されたら
刺された直後20~30分程度は安静にして
体調に変化がないか注意してください
体質によってアナフィラキシーショックを
引き起こす可能性があります
容態が急変したときは救急車を要請するなど
すぐに医療機関を受診してください pic.twitter.com/WQQW96DZ8t— ブンブンサテライツ (@piepieman0613) November 2, 2022
岡山県井原市に運び込まれたコンテナから、強い毒性を持つ特定外来生物「ヒアリ」1万匹以上が発見されました。発表した環境省によると、国内最多の確認数。繁殖可能な女王アリは少なくとも4匹見つかりました。https://t.co/687XxbWQR4
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 2, 2022
ヒアリ1万匹見つかったそうだけど
念のため対応方法書いておきますわ。環境省の資料から。
港で見つかる例が多数だが
海外製のダンボールで
家に死骸が運ばれた例もあるよう。海外から買った荷物で
変な見慣れないアリ見たら少数の場合は
「殺虫剤で死骸でも素手で触らないこと」
とのこと(続く1 pic.twitter.com/zdDDkr4zd8— 石武丈嗣(10月ついに会社清算完了!あとは税金払うのみじゃー!しかし赤字1000万越え!) (@_596_) November 2, 2022
ヒアリ1万匹って見た目どんなもんだろうと調べたところ、アリクイが1日3万匹アリを食べるということで、アリクイの朝ごはん程度ということはわかった
— 春野ナツ (@NatsuHaruno) November 2, 2022
ヒアリ1万匹が日本に入ってきたって情報の後に、天敵は日本在来種のクロアリって情報入ってきて、自分の中でもうクロアリがめっちゃイケメン。がんばれニッポン!
— KEN-iCHi (@KENiCHi_KIN) November 2, 2022
ハインリッヒの法則によればヒアリ1万匹に対して33件の重大事故が発生している計算になる。
— コスモ肉丸 (@nikumarukko) November 2, 2022
ヒアリ1万匹は恐いな。腹ぺこの
アリクイに食べ尽くしてほしい。 pic.twitter.com/pDiT1zvxyw— 実寸法師 (@jissunboshi96) November 2, 2022
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