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医師会&専門家「コロナはインフルと同等ではない」 5類への引き下げ検討に懸念、新たな類型の創設要望も


*東京都医師会 定例会見 ザ・ページ
東京都医師会の尾崎会長が記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染症法上の分類をインフルエンザ並みに引き下げるとの議論について、時期尚早だとして釘を刺しました。

12月13日の記者会見で尾崎会長は「医療現場で新型コロナの患者と一般の患者をともに診療することは感染対策などの面から難しい」と述べ、コロナをインフルエンザ並みに引き下げることはリスクがあると指摘。
感染症法の分類を引き下げると医療費の公的負担なども見直しになる可能性があるとして、高齢者や基礎疾患のある人については公費負担を続けるべきだと強調していました。

また、新型コロナウイルスの分類はこれまでとは別に特別枠を設けるのが理想的だとして、新しい類型を作るほうが良いのではないかとコメントを締め括っています。

厚生労働省では新型コロナウイルスの感染症法上の分類を現在の「2類相当」から季節性インフルエンザ並の「5類」へと引き下げるための議論が行われており、それに合わせて公的な支援も見直すとの声が高まっていました。

医師会や現場の専門家からは公的な支援がストップすることや、コロナ患者が一般の病人とごちゃ混ぜになることで感染症対策が困難になることを懸念する声が多く、専門家の間でも新型コロナウイルスの分類見直しは賛否両論となっています。

 

「5類へ引き下げではなく新たな類型に」東京都医師会長 コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221213/k10013922181000.html

厚生労働省が新型コロナの感染症法上の分類をいわゆる「2類相当」から、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」への引き下げも含め見直しに向けた議論を本格化していく方針を示したことを受け、東京都医師会の尾崎治夫会長は医療現場の感染リスクを防ぎ、ワクチン接種の公費負担を続ける必要があることなどから「5類」に引き下げるのではなく、新型コロナの特性を踏まえた新たな類型に位置づけるべきだという考えを示しました。

 

 

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