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トマホークや国産誘導弾とは別で3000キロの長射程兵器開発へ!反撃能力の第2弾や第3弾も計画 防衛省


*防衛装備庁
防衛省が現在配備に向けて導入準備が進んでいる巡航ミサイル「トマホーク」や12式地対艦誘導弾(地上発射)の改良型とは別で、新型の長距離兵器を導入する方向で調整していることが分かりました。

共同通信社の記事によると、この新型兵器の射程距離は最大3000キロ程を想定し、2000キロ程度のミサイルとセットでそれぞれ開発する方向で動き出しているとのことです。
トマホークミサイルや12式地対艦誘導弾は射程距離が1000キロ程度で、大陸の奥深くにも攻撃が出来る長射程のミサイル兵器を目標にしているとされています。

ただ、そこまで長射程になると憲法との整合性や防衛に必要な兵器の範囲で議論となる可能性が高く、通常国会で野党から必要性を追及されることになりそうです。
仮に射程3000キロのミサイルを導入した場合、日本本土のほぼ全域から中国大陸の奥地にもミサイル攻撃が可能となり、中国に対する強いけん制にはなるかもしれません。

 

最長3000キロの長射程弾開発 防衛省調整、30年代の配備目標
https://nordot.app/981839727112110080

 防衛省は、反撃能力(敵基地攻撃能力)を巡り、2千キロ程度、3千キロ程度を飛行可能な長射程ミサイルをそれぞれ開発する方向で調整に入った。2030年代の配備を目標とする。同じ国産で、千キロ程度の射程を持つ12式地対艦誘導弾(地上発射)の能力向上型の配備は26年度。これに続く第2弾、第3弾と位置付ける。関係者が31日、明らかにした。実現すれば、ミサイルの長射程化による軍拡競争への懸念が強まる。憲法9条に基づく専守防衛の理念との整合性も改めて問われる。

射程2千キロは「島しょ防衛用高速滑空弾」の能力向上型。数百キロ程度の早期装備型の射程を延ばす。

© 一般社団法人共同通信社

 

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