*BBC
アメリカ議会で共和党が分裂状態となり、164年ぶりの異常事態が起きています。
アメリカ議会下院では年明けから議長を選ぶための投票が行われていますが、右派勢力の造反行為が相次ぎ、5回の投票は誰も必要な過半数投票を得ることが出来ずに否決されました。
共和党下院トップのマッカーシー院内総務が議長を目指しており、これに反発した共和党内部の議員らが強く反発したことで全く決まらない状態となっています。
造反した議員からはドナルド・トランプ氏を推薦する声もあるほどで、一度議会を休会にすることで意見を調整する方向でまとまりました。
ただ、共和党の強硬右派が譲歩する気配は無く、バイロン・ドナルズ下院議員(フロリダ州)への支持を表明するなどアメリカ議会は混乱状態が続いています。
米下院議長選は11回投票でも決まらず 共和党内の造反続き、トランプ氏擁立の声も
https://www.bbc.com/japanese/64182849
アメリカ連邦議会下院(定数435)の議長選は5日、異例の3日目の投票に入り5回投票が行われたものの、多数党・共和党の強硬右派が造反を続け、ケヴィン・マカーシー議員が必要な過半数票を得られなかった。ドナルド・トランプ前大統領を擁立する共和党議員も出た。投票はこれで計11回となり、連邦議会が奴隷制をめぐって対立していた1859年以来、初めて10回を超えた。
米下院議長選では1月4日も、共和党のマッカーシー院内総務が過半数に届かず。投票は2日間で6回行われたが、議長選出に至らない異例の事態に。 pic.twitter.com/p9yajESm0t
— ロイター (@ReutersJapan) January 5, 2023
アメリカ議会下院は開会3日目も議長を選ぶ投票を繰り返しましたが、多数派を占める野党・共和党の一部の議員が一致して造反を続けたことから、議長を選出できないまま休会となりました。
投票はこれまでに11回に上り、10回以上となるのは164年ぶりの事態です。https://t.co/ddMzJpcxuu#nhk_video pic.twitter.com/qh5WTqAu8Z
— NHKニュース (@nhk_news) January 6, 2023
アメリカの国会初日に共和党が 党 内 で 議長を選べず、民主党はそれを見守るだけで午前の部が全部潰れるという事態が発生し、民主党の議員が議長選出観戦用のポップコーン持って午後の部に戻って来てるのおもろすぎるでしょ。日本もこんぐらいでいいよ。 pic.twitter.com/k8Dt99XjQu
— ハーディソン❤️🖤🤍💚💙💛 (@phie_hardison) January 5, 2023
下院議長選、いったん休会する判断をめぐっても議会は二つに割れる。
発声投票で、全力で休会に「ノー」と叫ぶ民主党側。再投票が長く続くほど、共和党の迷走ぶりが印象づけられる。 pic.twitter.com/WGxtcMyN6W— 高野遼 / Ryo Takano (@takano_r) January 6, 2023
11回目の投票を終え、今日はようやく休会に。共和党は休会決議を通すだけでもひと苦労。明日はまた正午に再開へ。 pic.twitter.com/yr4Fpbmlzx
— 高野遼 / Ryo Takano (@takano_r) January 6, 2023
下院議長選出、今だに決まらず。
選挙で共和党が下院を占めたものの、下院議長選出では民主党への支持票が多いと言う奇妙な事態に。
下院共和党トップのマッカーシーに反対する20人は、今回ドナルド議員に票を入れたそう。
こんなことは前代未聞で恥ずかしいという声も🐽
— ブタ丸🐷米国株投資 (@Butamaru_Butako) January 4, 2023
いいね!しよう