*BBC
先日にロシアのプーチン大統領がロシア正教のクリスマスに合わせて停戦すると表明しましたが、実際には停戦表明後も戦闘が継続していることが分かりました。
停戦期間とされている1月6日から1月7日もウクライナの各地で砲撃や空襲があり、東部クラマトルスクなどで空襲警報が鳴り響いていたと報じられています。
各地の前線でも砲撃が続き、ウクライナ側は「偽りの停戦だ」として反発。元々、ロシアの停戦案を拒否していたこともあって、全く戦闘が止まらないまま各地で衝突が激化しています。
また、ロシア軍からも停戦に懐疑的な声があるとして、プーチン大統領の突然の停戦宣言は内外で意見が割れていました。
これまでも何度か停戦案はありましたが、2014年のクリミア半島の有事から殆どまとまったことがなく、今日までウクライナとロシアの衝突状態は長引いています。
ロシアの停戦は「身勝手な」策略 ウクライナ東部攻撃で証明 米
https://www.afpbb.com/articles/-/3446142
【1月7日 AFP】米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は6日、ウクライナ東部で同日行われた攻撃はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がロシア正教のクリスマスに合わせて命じた停戦が「身勝手な」策略だったことを示したと述べた。
英 国防省「戦闘続いている」 ロシアは一時的な停戦維持を主張
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230107/k10013943941000.html
ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は、ロシア正教のクリスマスにあわせて一時的な停戦を維持していると主張しています。
しかし、イギリス国防省はウクライナ東部で戦闘が続いているという見方を示し、ウクライナ側は停戦の表明は偽りだなどと非難しています。
ロシアの唐突な「停戦」宣言、苦戦を露呈https://t.co/IFogozejEz
国内の好戦派から反発も招いています。
— 毎日新聞 (@mainichi) January 7, 2023
プーチン氏の停戦宣言は「敗北への一歩」 ロシア側からも否定的な声https://t.co/u3tFzPnXTb
元親ロシア派幹部は「敗北と降伏に向けた大胆で決定的な一歩」とSNSに投稿。
米シンクタンクによると、侵攻を支持する著名な軍事ブロガーたちも、停戦宣言を「ロシア兵を危険にさらす」と批判している。
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) January 7, 2023
ヘルソンで爆発
また攻撃を受けてるみたいロシア式の停戦
— 🇺🇦BOGDAN PARKHOMENKO (@parkhomenko_bog) January 7, 2023
🇷🇺🐻プ~さんは5日ショイグ国防相に対し6日正午(日本時間同日18時)からウク東南部の前線全域で36時間の停戦に入るよう命じた。
ロシア正教会のキリル総主教は東方正教のクリスマス(7日)に合わせて停戦するよう全当事者に要請しており大統領府は総主教の提案を考慮したと説明。
🐸大きな拍手!👏 https://t.co/oacPrY0FSn pic.twitter.com/Uu20IXPADO
— morpheus🪖Reloaded⚔️地滑り的勝利への覚醒🏆 (@Reloaded7701) January 5, 2023
「停戦」と称するものの話。ロシアがその「期間」の間に攻撃したから、それがロシアの本質みたいな話になっているけど、そこは本件の本質ではない。本質は、撤退すべき侵略国が停戦を唱えて、あたかも善意があるかのように見せる、視点ずらしの試みにある。撤退がなければ、侵略は継続しており、不当。
— Hirano Takashi 🍉 平野高志 (@hiranotakasi) January 7, 2023
結局のところ、クリスマス停戦はまともな停戦にはなっていませんでしたし、残り半日も期待薄です。
もともときちんと停戦が機能したことはこの8年間を通じてあまりなかったことなので、あまり驚くに値しません。https://t.co/fFZp3EA3aP— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) January 7, 2023
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